ポルトガル編(4):(04.8)

c0051620_1914383.jpg 物価は安いですね。山ノ神と珈琲を飲んでケーキを食べてあわせて3ユーロ(1ユーロ=約130円)というのには驚愕しました。1ユーロちょっとでとてつもなく美味しいアレンテージョ・ワインが飲めます。余談ですが、ポルトガルワインは美味なのにほとんど国内で消費されてしまうので、世界的には無名だそうです。よって日常品を買うには、センティモ(1/100ユーロ)という単位の小銭が必需品です。20ユーロ紙幣を出したら、おつりがないとしばしば言われました。帰る時にアムステルダムで乗り換え時間がかなりあったので、ハーグに行き観光案内所で地図を買ったところ、何と2ユーロでした。おまけに50ユーロ紙幣を出したところ、こともなげにおつりをすぐくれました。同じEUでこうも違うのかと思います。物価が安いということは、物が売れない、古い物を大事に使うということと関連すると思いますが、そうした光景にたくさん出会えました。例えば路面電車。聞くところによると、第一次世界大戦前に製造された車体も、現役で使われているそうです。石畳とレトロな街並みを、お尻を左右に振りながら古い市電が疾走していく姿は見物です。なかでもリスボンの28番線は一押し。坂の多い市街を横断する路線なのですが、上り道はゼイゼイ喘ぐかの如くゆっくりと登り、下り道は口笛を吹くかの如く快調に駆け下りていき、時々建物と建物の間に光り輝くテージョ川の水面がちらちらと遠望できます。中でも圧巻なのが、アルファマという旧市街の中を駆け抜ける時です。メロンの皺のようにぐしゃぐしゃ入り組んだ鄙びた路地を、壁面すれすれに、車体を左右に揺らしながら疾走するオンボロ路面電車… ほんとに眼の前を、石の壁が過ぎ去っていくんです、これは面白い。観光客のみなさんはキャハキャハと大喜びで、窓から身を乗り出して写真を撮りまくっていました。もちろん私も。
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 本日の一枚は、ユーラシア大陸の最西端、ロカ岬です。
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by sabasaba13 | 2005-05-05 08:51 | 海外 | Comments(0)
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