言葉の花綵61

 尺八「首振り三年ころ八年」
 鰻屋「裂きは三年蒸し八年、焼きは一生」
 書道「横棒三年縦棒十年、点は一生」
 政治家「橋は三年、鉄道一生」 (unknown)

 外交官と女性の違いは何か。外交官が「はい」と言ったら「たぶん」の意味で、「たぶん」と言ったら「否」の意味で、「否」と言ったら外交官ではない。しかるに女性は「否」と言ったら「たぶん」で、「たぶん」と言ったら「はい」で、「はい」と言ったらもう女性ではない。(アインシュタイン)

 さくら咲く咲く 平和の空で 野暮な原爆 ためすバカ (西条八十 『大当り景気ぶし』)

 女ほど世にも尊きものはなし 釈迦も孔子もひょこひょこと産む (『お血脈』)

 ぼくはいつもこういうことになるんだ…トーストを落としても、バターを塗った方が床についてしまうんだ。(鎌田敏夫 『男女7人夏物語』)

 日々を過ごす/日々を過つ/二つは/一つことか/生きるとは/そのまま過ちであるかもしれない日々… (吉野弘 『過』)

 数字を思いついたら倍にしろ。(ディック・フランシス 『罰金』)

 妹の嫁入りでんな (値ェ(姉)と相談) (unknown)

 主張と収入の和は一定である。(渡辺和博 『金魂巻』)

 過去はなまけ者の幻だ
 末来は馬鹿者の希望だ (堀口大學 『現在教秘義』)

 子供叱るな、来た道じゃ
 老人笑うな、行く道じゃ (unknown)

 来て見れば聞くより低し富士の山 釈迦も孔子もかくやあるらん (村田清風)

 いい人と歩けば祭り
 悪い人と歩けば修業 (瞽女 小林ハル)

 才能も智恵も努力も業績も身持ちも忠誠も、すべてを引っくるめたところで、ただ可愛気があるという奴には叶わない。(谷沢永一)

 テイラー「お金がすべてじゃないわ」
 ディーン「持ってる人はそう言うんです」 (『ジャイアンツ』)

 欲深き人の心と降る雪は つもるにつけて道を忘るる (『夢金』)

 下人・下女にいたるまで、皆みな、ぬす人と心得べく候 (島井宗室)

 誰でも、生れた時から五つの年齢までの、あの可愛らしさで、たっぷり一生分の親孝行はすんでいるのさ。(岩崎老人 『塀の中の懲りない面々』)
by sabasaba13 | 2011-10-26 06:19 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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