クロアチア編(57):ザグレブ(10.8)

 さてザグレブが近付くにつれて、小さな町や集落をよく見かけるようになります。じっと凝視していると、弾痕のついた壁や廃屋をいくつも発見しました。内戦の傷跡なのでしょう。
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 そして高速道路に入り、ドライブインで休憩。ウィスキーやワインを平然と売っているのにはすこし驚きますが、日本のドライブインではどうでしたっけ。今度確認してみよう。赤ワインを購入し、ラベルを見てみると、三角形のリサイクル・マークに"22"や"71"という数値が記されています。ううむ凄い、これも日本のワインで確認してみましょう。
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 そして出発、バスは高速道路を快走、どうやら予定よりもかなり早くザグレブに到着できそうです。添乗員さんの判断で、時間に余裕があるので、市内観光の前にホテルに寄り、チェックインを済ませることになりました。そうすれば、ザグレブ観光の後、希望する方はそのままとどまり好きな時間にホテルに戻ることが可能となります。われわれの去就は、観光をした後で決めることにしましょう。そして市街地から少し離れたところにあるI(あい) HOTELに到着、添乗員さんがチェックインを済ませ、われわれは荷物を部屋に置きました。ふたたびバスに乗って、ザグレブの中心にあるレストランへ。揚げた豚肉を添えたフレンチ・フライ(としか見えませんでした)をいただき、さあツァー最後の観光、ザグレブの中心地、カプトル広場へと向かいます。
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 バスからおりると、二つの大きな鐘楼が印象的なザグレブ大聖堂が眼前に屹立しています。そして現地ガイドさんと合流、まずはこの教会の中に入りました。内部の壁には見たことがない文字が刻まれていますが、ガイドさんの説明によるとグラゴール文字というそうです。今、ウィキペディアで調べてみたところ、主にスラヴ系言語を記述するために9世紀ごろキュリロスらによって作られたアルファベットで、スラヴ圏最古の文字だそうです。キリル文字(その名称はキュリロスに因む)は、このグラゴール文字を改良して作ったものだとされています。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2011-11-12 06:16 | 海外 | Comments(0)
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