札幌・定山渓編(6):モデルバーン(10.10)

 寒そうに凍えている「アメリカ・オバマ政権による米臨界核実験弾劾 米vs中露の新たな核軍事力増強競争反対!」という立て看板に小さなエールを送り、中央道路をもう少し進むと、正面にあるのがモデルバーンです。実はここを訪れるのははじめて、たいへん素晴らしい景観だという話を聞いていたので楽しみです。それでは「北大再発見 CAMPUS TOUR 」から抜粋して紹介しましょう。
 南北線北18条駅から西へ500mほど行くと、右手に見えるのが、通称「モデルバーン」と呼ばれる「札幌農学校第二農場」です。ここには一戸の酪農家をイメージした畜舎とその関連施設が配置されており、明治10年~明治44年に北海道最初の畜産経営の実践農場として建設されたものが保存されております。バルーンフレーム構造の洋風農業建築物として年代的にもめずらしく、北海道全域に畜産を広めた日本畜産発祥の地でもあるため、昭和44年には国の重要文化財として指定されました。
 入場は無料、入口に自転車を停めて中に入りました。広々とした芝生と点在する木造やレンガ造りの古い畜舎や関連施設、そしてそれらを優しく包み込むように生い茂る木々、清々しく心落ち着く空間です。
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 中でも心惹かれたのが、模範家畜房の質朴にして逞しい佇まい。この農場の構想を立てたクラーク博士が北海道農業の模範となるようにと願いを込めて「モデルバーン(模範家畜房)」と記載したことから、そう呼ばれるようになったそうです。マサチッーセッツ農業大学の畜舎に倣って1877(明治10)年に落成したこの「モデルバーン」は、「第二農場」の中でも一番古く、かつ象徴的な建物なため、いつしかこの建物群全体の通称になったとのこと。時を忘れ、鳥の声に耳を傾け、北の大地の清涼な空気を吸いながら、しばし散策。あまり観光客や学生も来ないとのこと、札幌に来たらぜひ訪れてみてください、お薦めです。

 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2012-01-30 06:21 | 北海道 | Comments(0)
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