言葉の花綵68

 他民族を侵略する国家は自国民を解放することはできない。(フリードリッヒ・エンゲルス)

 私たちは自分には自信が持てないから、人のためにいいことをしなくては存在していけないと思い込んでいた。でも、「これが完全なるいいことだ」と自分では判断ができず、そう断言してくれる絶対他者が必要だった。それが尊師だったんです。私たちが「尊師」を必要としていたから、松本智津夫が「尊師」になれた。その意味では、オウムが生れたのは必然だった。そして日本の社会には「私たち」の予備軍が数多く潜んでいるにも間違いない。この社会が潜在的に病んでいる限り、新しいオウムが出てくる可能性は十分あると思うんです。(オウム教団元女性信徒)

 現実によって現実を批判することはできない。理想によってこそ現実は批判できるのだ。(矢内原忠雄)

 罪の有無、老若いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません。全員が過去からの帰結に関り合っており、過去に対する責任を負わされているのであります。
 心に刻みつづけることがなぜかくも重要であるかを理解するため、老若たがいに助け合わねばなりません。また助け合えるのであります。
 問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけはありません。後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。(ヴァイツゼッカー大統領)

 現実と理想を融合させるために、英知と努力を傾けるのが政治家の任務である。(南原繁)

 芸術は人類の保養地だ。(パウル・クレー)

 歴史は勝者によって語り継がれてゆく。(三原脩)

 これ以上、望むものはありません。あとはお金が尽きるのと、命が尽きるのが同時であればいいんです。(福沢さん)

 田舎はのんびりするために用意された場所ではない。そもそも人間は自然や因習から解放され、のんびりするために都会をつくったのだから。(高橋秀実)

 疲れて家に帰ったとき、自分がいったことは全部間違いだと思う瞬間がある。(バートランド・ラッセル)

 精密であることは、つくりもの(フェイク)だ。(ホワイトヘッド)

 押しつけない、抑えつけない、決めつけない、美化しない。(徳永進)

 いいさ、死んだら死んだで生きてゆくさ (草野心平)

 私は大学でたくさんのことを学んだが、そのあとたくさん、学びほぐさなければならなかった。(ヘレン・ケラー)
by sabasaba13 | 2012-03-17 08:56 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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