高尾山編(1):(10.11)

 稀代のジンゴイストにしてレイシスト、石原強制収容所所長が税金を湯水のように使って豪勢な出張をくりかえす2010年の東京都にも、紅葉の便りがそろそろ舞い込んできました。さあ今年はどこに行こうかな。ふと思いついたのが、「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」が三つ星に選んだ高尾山です。紅葉が綺麗だという噂はかねがね聞いていましたし、これを機会に行ってみることにしました。そういえば小学校の遠足以来、とんと御無沙汰しております。♪別れた人に会った パパヤ♪という気持ちですね。ただ、山ガールとかいう方々が出没しているという噂もあるし、とてつもない混雑が予想されます。ま、マハラジャのお立ち台で扇を振り回すよりは、真っ当な人生だとは思いますが(古いなあ)。よって、朝早く出かけて、午後には退散することにしましょう。持参した本は「戦後日本、中野重治という良心」(竹内栄美子 平凡社新書490)です。
 2010年の霜月中旬ちょい過ぎ、屋久島・熊野古道とわが脚をよく支えてくれたトレッキングシューズを履き、京王線に乗って高尾山口駅に着いたのが8時20分ごろ、おお構内や駅前はもうけっこうな人出で賑わっています。京王線の駅で事前に入手しておいた「高尾・陣馬スタンプハイク」という観光地図によると、頂上までは三つのルートがあるそうです。以下、引用します。
1号路 3.8km 上り:100分/下り90分 難易度★★
 高尾山を訪れる人にもっとも利用されているコースです。約1260年前に開山した古刹・高尾山薬王院に参拝するための表参道で、舗装された道が続きます。浄心門をくぐり、「男坂」「女坂」の分かれた道が一緒になったところが薬王院。参拝を済ませ、山道を登れば山頂へ到着です。

6号路 3.3km 上り:90分/下り70分 難易度★★★
 山頂近くまで沢沿いのコースです。深い谷に沿って山道をたどり、沢の水音に癒されながら進みます。途中には弘法大師の伝説もある岩屋大師の洞窟や水行道場のびわ滝があったり、飛び石伝いに沢を渡ったりと変化に富んでいます。1号路とともに人気です。

稲荷山コース 3.1km 上り:90分/下り70分 難易度★★★★
 高尾山の南東に延びる尾根が稲荷山です。滝浦駅の左側に登山口があり、山頂へ直接登れるコースとしてよく利用されています。落葉広葉樹が多く、山野草が楽しめます。
 他にもケーブルカーとエコーリフトがあるのですが、せっかくなのでこれらは除外。うーん、どうしよう、やはり王道の1号路で行きますか。そして下りは稲荷山コースでおりることにしましょう。駅前では、イチョウの落ち葉が小川の岸辺を黄色に染め上げていました。
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 この小川に沿って少し歩くと、蕎麦屋やお土産屋が櫛比する一帯と、ケーブルカーの清滝駅とエコーリフトの山麓駅に到着です。おおなかなか見事な紅葉ではありませんか。これは期待できそうです。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2012-03-21 13:57 | 東京 | Comments(0)
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