グリンデルワルト編(26):ベルン(10.12)

 早朝、爽快に目覚めてベランダに出てアイガーにご挨拶、♪Good day sunshine♪…いや厚い雲に覆われお天道様のご尊顔は拝めませんでした。予定通り、今日はベルンに行くことにしましょう。朝食をいただき、部屋に戻る前に、駅を見下ろせるテラスに出てみました。そうそう、これまで泊まった部屋はこの眺めだったんだ。駅舎とホームと列車、行き交うスキーヤー、緩やかな斜面にちらばる家々の向こうには雪をいただいた連山。これはこれで素敵な眺めですが、やはりアイガーの勝ち!
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 そして部屋に戻り、キバシガラスに餌をやり、いざ出発。
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 グリンデルワルト駅から列車に乗り、インターラーケン・オスト駅で乗り換えてベルンに到着。一時間半ほどかかりました。それでは、スーパーニッポニカ(小学館)から抜粋して紹介いたしましょう。
 スイス連邦の首都で、ベルン州の州都。同国中西部、アーレ川沿いに発達した都市で、チューリヒとローザンヌを結ぶ鉄道のほぼ中間にある。人口12万3254(1998)。スイスの都市としては比較的新しく、12世紀後半に西方に対する軍事都市として建設されたのに始まる。そのため、スイスの他の都市と異なり、ローマ人のつくった城壁がない。人口の86%はドイツ語、それぞれ6%はフランス語とイタリア語を話し、77%がプロテスタント、21%がカトリックである。スイスのドイツ語圏とフランス語圏が接する所にあることから首都となり、連邦政府が置かれている。アーレ川が大きく蛇行する内側の台地上にある旧市街は中世のおもかげを残し、町並みは地形に適応する形でつくられており、道路が東西に走る。ここには連邦議事堂、連邦政府庁舎、市役所、大寺院(1421~1598建築)、自然博物館、アルプス博物館、劇場などがあり、市の中枢部をなしている。…また、総合大学(1834設立)、万国郵便連合本部(1874設立)などもある。ベルンの名はクマに由来し、市の紋章にはクマの図案が用いられている。
 というわけでした。市内見物は後回しにして、まずはパウル・クレー・センターを見学しに行きましょう。ベルン駅は現代的な建築で、まるで空港のように広大な空間です。おのぼりさんよろしく構内をうろうろして、ようやくバスの案内所を発見。
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 係の女性にパウル・クレー・センター行きバスの乗り場を教えてもらいました。外に出るとどんよりとした曇り空、やはりスキーはしないで正解でした。ま、グリンデルワルトは晴れているかもしれませんが。やってきたバスに乗り込むと、車椅子のスペースにしっかりとした固定金具があるのが印象的でした。窓ガラス破壊用ハンマーを見ると、ああヨーロッパにいるのだなあといつも実感します。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2012-06-13 06:22 | 海外 | Comments(0)
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