瀬戸内編(26):ジョージナカシマ記念館(11.3)

 ふと壁を見ると、一目でそれとわかるタッチで描かれたデッサンが飾ってありました。ベン・シャーンだ。係の方にその由来を訊ねると、ちょっと驚いた顔をされて、ジョージ・ナカシマと深い交友があったと教えてくれました。またイサム・ノグチとも親交があったそうです。私が敬愛する二人と、いま敬愛の念をもった彼に、"友だちの輪"があったなんてすこし嬉しくなりました。一階は、桜製作所が作ったジョージ・ナカシマによるデザインの椅子やテーブルを展示・販売しているフロアです。ここでは自由に座ることができるのだ、次から次へとその座り心地を味わってしまいました。うーん、仕事を終えて家に帰り、この椅子に座って、女房のお尻を眺めながらエビスビールを飲んで、ビリー・ホリディの"WHEN YOU'RE SMILING"を聴いたら、もう至上の愉悦ですね。ぜひ欲しいな。私が一番気に入った、片側にアーム・レストがついた「ラウンジアーム」の価格を見ると…262,500円… 女房を質に入れても変えないな、などと言ったら三行り半を口に銜えさせられコンクリート漬けにされて大阪南港に投げ込まれてしまうので議事録から消去してください。あきらめました。なお京都には彼が設計したカトリック桂教会聖堂があることもわかりましたので、今年の錦秋には訪れてみるつもりです。
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 トイレの男女表示もちょいと洒落たものでしたので撮影。
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 塩屋駅に戻り、ことでんに乗って高松築港駅に到着。JR高松駅に歩いていき駅構内にある「高松駅連絡船うどん店」に入りました。1987(昭和62)年まで宇高連絡船のデッキで販売していたうどんのだしを再現したそうです。店内は立ち食いですが、外にあるテーブルと椅子が空いていたのでそちらでいただきました。ほどよいコシと滋味あふれるダシを堪能、やはり讃岐うどんは美味しいですね。
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 さてそれでは本日最後の訪問地、栗林公園へと行きましょう。駅前の地下にある市営駐車場で自転車を借りようとすると、簡単な書式に記入させられ、「レンタサイクル利用証」をくれました。どうやらここ高松市では、市民もレンタサイクルを利用しているのですね。町ぐるみで自転車利用を促進しているもようです。これは素晴らしい! 自動車撲滅委員会練馬支部長としては諸手を挙げて賛同いたします。町のあちこちに、自転車を借りられ乗り捨てられるステーションと、駐輪場があれば、あの忌まわしい化け物から町を人間の手に取り戻せるのではないかな。自転車用エスカレーターに車体を乗せて地上に上がり、公園の方へ走っていくと、歩道の半分が自転車専用レーンとなっていました。いよいよもって感嘆いたします。いいぞ高松!
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2012-08-30 08:14 | 四国 | Comments(0)
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