京都観桜編(2):山崎(11.4)

 四月二日、午前七時ごろ東京発の新幹線に乗車。春霞のなか、雪化粧の富嶽が車窓からぼんやりと眺められました。どうやらこの二日間、雨に見舞われずにすみそうです。九時ごろに京都駅に到着、まずは京都タワーにご挨拶。そのすぐ近くにあるホテル法華クラブで荷物を預かってもらい、駅から歩いて五分ほどのところにある京都サイクリングツアープロジェクトへ行きました。おお行列ができているぞ、なかなか繁盛しているようです。
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 係の方にインターネットで予約したと告げ、二日間通しで自転車を借りました。これで今日は夜遅くまで、明日は早朝から、じて公を乗り回すことができます。まずはアサヒビール大山崎山荘美術館へ、とは言ってもさすがに自転車ではきつうございます。再びホテルに戻って自転車を駐車させてもらおうとしましたが、なんと駐車場がありません。しかしホテル側のご好意で、裏にある従業員用の駐車スペースに置かせていただくことができました。京都駅から東海道本線に乗って、十五分ほどで山崎駅に到着。このあたりは両側に山が迫る桂川・宇治川・木津川合流点で、昔から交通の要所として知られたところ。1582(天正10)年に羽柴秀吉が明智光秀をやぶった"山崎の戦い"が行われたところです。なお、その主戦場となったのが、今では慣用句となっている天王山。そして筒井順慶が日和見をして、光秀を裏切ったという「洞ヶ峠(を決め込む)」という故事成語もありますね。なお洞ヶ峠に来たのは光秀で、すでに裏切ることを決めていた順慶がいなかったというのが真相のようです。
 まずは小手調べ、駅のすぐ近くにある離宮八幡宮へ行ってみましょう。門の脇にある桜は八分咲きでした。これなら大山崎山荘美術館も期待できるかもしれません。なおこの神社の油神人(油座)は、石清水八幡宮を本所とし、畿内・美濃・尾張・阿波など10カ国近い油の販売と、その原料の荏胡麻購入の独占権を持っていました。よって境内には、「油祖像」という油商人の銅像、そして「油脂販売業者の店頭標識」があります。
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 山崎駅の前にあるのが妙喜庵、そう、現存する茶室としては最古、そして千利休構想による茶室としては唯一の待庵があります。こちらの拝観は予約が必要ですので、今回は拝見できません。よろしければ、以前訪れた時の雑文をご笑覧ください。と言っても、撮影禁止だったので写真はありませんが。山崎駅の駅舎は、青い瓦のマンサール屋根のキュートな物件。どうやら戦前に建てられたもののようです。駅の大阪方の曲線(通称サントリーカーブ)は鉄道写真撮影のメッカとして有名だということ。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2012-09-06 06:13 | 京都 | Comments(0)
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