京都観桜編(11):大徳寺龍源院(11.4)

 そして塔頭龍源院へ、こちらにもいつ作られたのか分りませんが素敵なお庭があります。大胆にしてモダンな意匠の一枝坦(いっしだん)、水滴の波紋のようにしつらえた白砂が印象的な東滴壺(とうてきこ)、一面を覆う杉苔と石組みのマッチングが見事な龍吟庭(りょうぎんてい)、二つの小さな石に視線が凝集されるようなこ沱庭(こだてい)。なお塔頭の黄梅院が特別公開ということなので寄ってみました。千利休作と伝えられる枯山水庭園がありましたが、残念ながら写真撮影は禁止。
 そして府立植物園へと向かいますが、途中にあったお好み焼き「喜代」で牛すじねぎ焼きをいただきました。
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 植物園の桜は三分咲き、まだ早かったですね。チューリップはきれいに咲き誇っていましたが。
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 下鴨本通を南下すると途中に片流れの屋根が印象的なモダンな旧建部歯科医院があります。車道をはさんで向い側にある塩見医院も洒落た洋館ですね。
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 鴨川を渡り、今出川通を東へ行くと、京都大学は新入生歓迎の真っ最中です。「関電の原発を止めよう!!」「チェルノブイリ被ばく者支援から学ぶ3・31緊急シンポジウム」という立て看板が目につきましたが、原発に対する大学生の意識がかなり高くなっていることが窺われます。そりゃそうだよね、放射能によってもっとも脅かされるのは乳幼児・子供・若者ですから。
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 スパニッシュ風の意匠が素敵な「進々堂」の前を通り過ぎ、白川通を南下すると"飛び出し小僧"二体をゲット。男児の方はときどき見かけるタイプですが、対になる女児がいるとは知りませんでした。
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 そして真如堂へ、こちらの桜は一分咲きでした。
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 次にお隣の金戒光明寺へ、城構え・要所に近い・千名の軍隊が駐屯できるということで、幕末に会津藩が本陣としたお寺さんですね。会津藩殉難者墓地を見学いたしました。
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 さらに白川通を南下し、桜の名所インクラインに寄ってみましたが、開花したばかりでした。そして元老山県有朋の別荘・無鄰菴へ、彼自ら設計し、小川治兵衛(植治)が造園した池泉回遊式庭園で有名です。芝生を植えるなど洋風のテイストを加味したモダンな庭園をしばし散策。なおここにある洋館で、1903(明治36)年4月21日、元老・山県有朋、政友会総裁・伊藤博文、総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎の四人によって,日露開戦直前の外交方針を決める「無鄰菴会議」が開かれました。
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 そして知恩院友禅苑へ、友禅染の始祖宮崎友禅生誕300年を記念して、1954(昭和29)年に改修造園されたお庭だそうです。孤高に咲き誇る枝垂れ桜が素晴らしいですね。
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 本日の七枚、一枝坦、東滴壺、龍吟庭、こ沱庭、府立植物園、無鄰菴、友禅苑です。
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by sabasaba13 | 2012-09-15 07:25 | 京都 | Comments(0)
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