山形編(6):長井(11.8)

 そして今は小桜館としてイベント会場として再利用されている旧西置賜郡役所を拝見し、最近はまっている透かしブロックを撮影して本町通りを左折すると丸大扇屋という古い商家があります。
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 解説板によると、生活必需品の販売、京・大坂との取引、苧の集荷と小千谷への販売、地主など手広い商いをしていた豪商だそうです。小間屋門をくぐりぬけ中庭に入ると、主屋、店蔵、蔵座敷、味噌蔵などが往時の雰囲気のまま残っています。
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 そしてその先にある風間書店で右折すると、貿上醤油店のモダンな建物とご対面です。時刻は午後一時ちょっと過ぎ、上山温泉も散策したいし雨の止む気配もないので、いたしかたない、終点の荒砥駅近くにあるという荒砥鉄橋には後ろ髪を引かれますが、潔く撤退することにしました。
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 長井駅に戻る途中でも、けったいな洋館や、三種類の透かしブロックを駆使した塀を見かけました。時間をかけて歩けばさらなる掘り出し物に出会えそうな町です。
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 長井駅に着き、入線してきた列車を見ると、映画『スウィングガールズ』のロゴマークやタイトルが一面に描かれ、ドアには「ジャズやるべ♪」と書かれ、車内には俳優たちの記念写真が掲げてありました。
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 そして出発進行、この頃になると雨も上がり、車窓からは遥かなる山なみと、実るほど頭を垂れた稲穂の波を楽しむことができました。いいなあ、山形。赤湯駅に到着し、コインロッカーから支援物資を詰め込んだバッグを取り出し、ホームで山形新幹線「つばさ」の到着を待っていると、ホームの屋根に上る梯子を発見。雪下ろしのためでしょう、あらためて冬の厳しさを実感しました。
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 そしてやってきた「つばさ」に乗り込み、車窓からの眺望をしばし堪能。十数分でかみのやま温泉駅に到着です。ホームに「かみのやま温泉は日本のクオアルト」というポスターが貼ってありましたが…クオアルト?
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 今さっそく調べてみると、「治す力」というホームページに詳細な説明がありましたので引用します。
 自然療法による治療がメインで行われるのは、「クアオルト」と呼ばれる長期滞在型の保養地です。ドイツ国内には、その土地ごとの自然特性を生かしたクアオルトがたくさんあります。
 クアオルトとして認定されるためには、必要な医療スタッフと治療施設が必要です。その上、体の治癒に役立つ自然環境、公害や騒音が無いこと、提供される食べ物が有機栽培を含めて自然なものであること、適切なゴミ処理やリサイクルが実施されていること、建物や建築材料の制限など、実に多くの厳しい条件をクリアしなければなりません。
 また、長期滞在の患者を退屈させないための、さまざまな娯楽施設や、運動施設も必要です。そのため、認定を受けたクアオルトには、およそ健康の回復を阻害するようなものはない…といっても過言ではありません。また、それぞれのクアオルトはその自然特性に応じて適応症の特徴があり、患者は自分に適したクアオルトを療養の場所として選ぶことができます。
 なるほど、夢は大きな少年剣士ですね。はたしてその名に値するかどうかは検証できませんでした。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2012-11-28 06:18 | 東北 | Comments(0)
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