山形編(21):椹平の棚田(11.8)

 朝目覚めてカーテンを開けると、どんよりとした曇天。本日の予定は、タクシーで大蕨の棚田と椹平の棚田を訪問して、自転車を借りて昨日の続きである山形市内の散策、そして銀山温泉で宿泊です。ホテルの朝食をいただき、チェックアウトをしてフロントに荷物を預かってもらい、駅前からタクシーに乗り込みました。二時間貸し切りということで運転手さんと話をつけ、いざ出発。まず目指すは大蕨の棚田です。山形市内から西へと向かい、やがて車は山中へと入っていきます。ん? 「徐行」という標識の丈夫に「バキャーン」というオノマトペが記されていたようです。目を皿のようにして前方を見詰めていると、またあった。間違いありません。これはぜひ満を持して復路で写真におさめることにしましょう。そして山形駅から四十分ほどで大蕨の棚田に着きました。おおこれは見事、なだらかな斜面を埋めつくす棚田と風になびく緑の稲穂。社団法人「農村環境整備センター」のホームページ、「日本の棚田百選」によると、近代(明治~昭和20年)につくられたそうです。さっそく下車して棚田を一望できるビューポイントを探しましたが、なかなか見つかりません。捜索を断念して次善の場所から棚田を撮影。なお「特に秋の収穫後のハサ掛けは見事なほどに整列しており、見る人を圧倒させる」というコメントもありましたので、稲刈りの後で訪れるのも手かもしれません。
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 そして椹平(くぬぎだいら)の棚田へ、最上川にかかる橋からの眺めが素晴らしいので、停車してもらい写真を撮影しました。悠久の流れ最上川、たわわに穂を実らせる沃野、木々の緑、重畳する山なみ、もう一幅の絵ですね。
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 橋を渡ったところには、「最上川ビューポイント」という標識がありました。ここから数キロほどの所、帰路で寄ってもらうことにしましょう。そして椹平の棚田を見下ろせる場所に到着、山形駅から一時間ほどかかりました。こちらもお見事、扇状に整然と区画され、緑色に染め上げられた棚田を眺望することができます。前記のサイトによると、開発起源は現代(昭和21年~)、朝日町土地改良区の指導の下に地元の能中集落や営農集団が中心となって耕作されているので、耕作放棄地が少ないとのことです。また付設されていた解説板によると、もともとは桑畑で、戦時中に食料増産を目的に、1943(昭和18)年ごろより他の部落や学童の協力のもと開田工事が始められたそうです。駐車場と公衆トイレのあるここから階段を数分ほど上ると山頂公園があり、最上川や山なみを含めたよりダイナミックな眺望を満喫することができます。
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 そしてさきほど発見した「最上川ビューポイント」に寄ってもらいました。うん、ここも良い、最上川の絶景を堪能できました。うねるように蛇行する力強い流れと、中の島の点景が素晴らしいですね。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2012-12-21 06:17 | 東北 | Comments(0)
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