九州編(32):人吉(11.9)

 駅の北側に大村横穴群という遺跡があったので、撮影。6世紀から7世紀の古墳時代後期に造られた横穴式の墓で、この中の8基の横穴の外面には動物、武器、武具、幾何学文様の装飾があるそうです。そういえば、ここ熊本は装飾古墳の多い所で、全国に約600基の装飾古墳のうち、熊本県内にはそのうち3割の187基の装飾古墳があります。ふたたび跨線橋を渡りますが、眼下に古い石造のランプ小屋らしき倉庫がありました。これも1908(明治41)年につくられた古い物件。
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 そして駅前に出てタクシーに乗り込み、一時間貸し切りで人吉散策をすることにしました。まずは鍛冶屋町にある「茶の蔵」へ、1877(明治10)年創業の古いお茶屋さん「立山商店」の外観を撮影。次は球磨川第三橋梁へ。実は古い橋梁としては、第一・第二橋梁が有名なのですが、離れたところにあるので訪れる時間がありません。この第三橋梁は竣工が1977(昭和52)年、わりと新しい橋なのですが、佇まいと景観が良いという情報を得たので寄ってもらいました。球磨川の清流をひとまたぎにして対岸の緑の中へつきささるトラス橋、なかなか画趣に富む景色です。運転手さん曰く「これで列車が通過すれば絵になるのにねえ」、まったくもってその通り、しかし人吉から吉松へと向かう肥薩線の列車は一日わずか五本、そんな盲亀の浮木・優曇華の花のような奇跡が…がっしゅがっしゅがっしゅ…起こったあ! 17:09人吉発の列車が今まさに鉄橋に突進してくるではありませんか。さっそくカメラを構えて撮りまくり、運転手さんとハイタッチ…するほどのことではないですね。
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 そしてお茶蔵を撮影して対岸の人吉城跡へ、眺望が良いのではと期待してのぼったのですが木立にさえぎられ思ったほどの眺めではありませんでした。
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 そして人吉と言えば球磨焼酎、運転手さんのお薦めは「繊月」「白岳」だということですが、「繊月」の酒蔵が近くにあるそうなので寄ってもらいました。工場をざっと見学して、今晩のナイトキャップとして一本購入。次なるはカトリック人吉教会司祭館、1903(明治36)年につくられた古い洋館ですが残念ながら傷みがひどく、そのためか補修中でした。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2013-03-03 07:36 | 九州 | Comments(0)
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