京都錦秋編(8):西村家(11.12)

 さてお暇しようと靴を履くと、係の方が「奥庭もありますのでご覧ください」とおっしゃいました。ま、せっかくのお誘いですので、裏へとまわると…おおっ、これは素晴らしい池泉回遊式庭園だ。池に木橋に石灯籠、それを覆い隠すように生い茂る色づいた楓、そして錦を織りなす散り紅葉。水面に映る紅を揺らがせ遊弋する鯉。佇む者はわれわれ二人だけ、心なき身に沁みいる閑寂な雰囲気、徳冨蘆花風に言えば"人籟すべて絶へて、直ちに至上の声を聞く心地す"。しばしの間、行く秋を満喫いたしました。朝、ホテルでくすねてきた麺麭をあげると、はむはむと鷹揚に呑みこむ池の鯉。こんな上品な鯉は珍しいですね。萬葉植物園(奈良)と渉成園(京都)と清澄庭園(東京)の鯉よ、爪…はないか、剥げ落ちた鱗でも呑んで見習いなさい。というわけで、今回の旅で見つけたとっておきの穴場でした。
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 再び自転車にまたがり西村家前の道を東行、しばらく走ると見事な紅葉のある太田神社を発見。またすこし走ると、こちらも美しく色づいた楓が林立するリストランテ「愛染倉(あぜくら)」をゲット。こうしたmyもみじに出会えるのも、京都錦秋の楽しみの一つです。
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 そして深泥池のほとりを走って坂道をえっさほいさとのぼっていくと、またまた紅葉の綺麗な一画がありました。人呼んで「輝ける熟年のために… 京都ヴィラ」。いいなあ、こんなところで老後を過ごしてみたいなあ、インターネットで調べてみると、入居時に3,100万円、月額73,500円が必要だそうです。(Aタイプ) はい、やめやめ、撤収。
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 本日の五枚です。
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by sabasaba13 | 2013-05-24 06:20 | 京都 | Comments(0)
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