瀬戸内編(17):忠海(12.3)

 そして毒ガス資料館、研究所跡を撮影。前者については山ノ神にも見せてあげたかったのですが、いかんせんウサギと遊び過ぎてあっという間に時が経ってしまいました。船に乗る時間が近づいてきたので涙を飲んで省略。
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 名残りは尽きねど、眼前に広がる海に別れを告げましょう。
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 フロントで荷物を受け取り船着き場への送迎バスへと乗り込むと、ウサギの耳や手をつけた宿の方々が手を振りながら別れを惜しんでくれました。♪わあらにまみれてよお♪と歌うわけないでしょ。
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 10:45出航のフェリーに乗り込み、♪どおんとどんとどんと波乗り越え♪ることなく、凪いだ海を滑るように船は進んでいきます。振り返ると、さきほど立ち寄った発電所跡が「僕も連れていってくれよお」と言わんばかりに物寂しげに佇んでいました。御免ね、そういうわけにはいかないんだ…船が沈んじゃうから。十分ほどで忠海港に着き、駅の方へ歩いて行くと、動物と食べ物には一家言を持つ山ノ神が、目ざとく「アヲハタ・ジャム」の本社を見つけました。へえージャムの老舗、アヲハタ・ジャムはここにあったんだ。
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 なおその名の由来について、同社のホームページで調べてみました。
 創業者中島董一郎氏は、青年時代に缶詰技術と販売を修得する目的で、農商務省の実業練習生として欧米に学び、マヨネーズと共にその美味しさを是非伝えたいと思い描いたのが、オレンジママレードでした。
 その大切な夢を実現するべく、当時すでに日本でも柑橘類の最優良産地であった瀬戸内に位置する当地を選びました。(中略)
 アヲハタ・ブランドは、大正時代初期、中島董一郎氏がイギリス滞在中に、世界的に有名であったケンブリッジ大学とオックスフォード大学のボートレースをよく見に行っており、その際、両校の校旗がブルー一色で大変印象的であったので、「Blue Flag」"アヲハタ"をブランド名にしたのが始まりです。
 うーむ、企業に歴史あり、ですね。忠海駅には附近の観光地図が掲示されていましたが、映画「花田少年史」のロケがこのあたりで行われたこと。「花田少年史」? 知らないなあ、インターネットで調べたところ、原作は一色まこと作のマンガだそうです。名作「出直しといで!」「ピアノの森」の作者である彼女のマンガなら面白そう、絶賛するコメントも多いので購入することにしました。それはともかく、古い町並み、名物ハムカツ、常夜灯、映画「時をかける少女」のラストシーンに登場した黒滝山などがあるそうです。再訪を期しましょう。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2013-07-17 19:07 | 山陽 | Comments(0)
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