言葉の花綵91

 世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないために。(ガンディー)

 神が人間の知性に限界をつけているという事実からすれば、人間の愚鈍さにも限界をつけなかったことは不公平である。(アデナウアー)

 世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。(『農民芸術概論綱要』 宮沢賢治)

 どこからあたしゃ来たのやら
 どこへ帰っていく身やら… (『沈鐘』 ハウプトマン)

 それにしても国民は「責任の所在」を考えないのだろうか。イグノランスの深淵は計りがたい。(『暗黒日記』 清沢洌)

 何故にミカドと総統(フューラー)とドゥチェが、モスコー前面におけるジュダーノフの反撃が成功しつつあるまさにその時にアメリカ合衆国に対して戦端を開いたのかという問題は、現在のところまだ明確な答が出ていない。狂熱主義(ファナティズム)と誇大妄想病に罹った死物ぐるいの狂人たちがなした選択は、外交とか戦略とかいった種類の問題ではなく、むしろ精神病理学の問題とした方が説明がつき易いのである。(F.シューマン)

 人間たまには清水の舞台から眼をつぶって飛び下りることも必要だ。(東条英機)

 もし所有を認めれば、それを守る腕力が必要となりましょう。(聖フランチェスコ)

 若いっていいもんだ/けれども花はすぐに散る/遊びたいなら今のうち/確かな明日はないものを (ロレンツォ・デ・メディチ)

 なんとかしようとしなければ、あんたは死ぬだけよ。(unknown)

 あのね、こわい、というのは、危ない、というのと違う。今日の道は危なくないです。(『あしたはアルプスを歩こう』 角田光代)

 新しき時代の開幕はつねに既存の現実自体が如何なるものであったかについての意識を闘い取ることに裡に存する。(フッサール)

 愛の反対は無関心です。(マザー・テレサ)
by sabasaba13 | 2013-09-13 06:20 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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