イタリア編(30):サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場(12.8)

 そしてメディチ家の寄進になるサン・ロレンツォ教会へ。煉瓦積みが剥き出しのファッチャータ(建物前面)が印象的ですが、これは未完成のまま残されたそうです。設計はブルネレスキ、中へ入るといかにも彼の作らしく、半円アーチと優美な列柱が軽やかな雰囲気を醸し出しています。旧聖具室は四角と円の幾何学模様を基本にした清新な意匠、パッツィ家礼拝堂を思い起こしました。ちなみにこちらも写真撮影は禁止。そうそう、これは後の祭りだったのですが、聖堂の隣にある、ミケランジェロ設計のラウレンツィアーナ図書館の見学をすっかり失念してしまいました。図書館マニアとしては慙愧の念に堪えません。もしフィレンツェを再訪する機会があったらぜひ訪れることにしましょう。次にめざすはフィレンツェで最も美しいといわれるサンティッシマ・アンヌンツィアータ広場です。てくてくと歩いていると…ぶるぶる…ん?…ぶるぶる…手が震えてきたぞ。これは…禁断症状だ。そういえば今日はまだジェラートを食べておりませぬ。♪こんな体に誰がした♪などと歌っている場合ではありません、そういえば『地球の歩き方』によると近くに美味しいジェラート屋があったはず。おお、ここだここだ、「カラベ(CAROBE)」に飛び込んで三人でジェラートを所望。うん、噂にたがわず美味しゅうございました。
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 そのすぐ先にあるアカデミア美術館の前には長蛇の列、もちろんみなさんミケランジェロの『ダヴィデ』像がお目当てです。われわれは前回の旅で見たので省略、真っ直ぐに進み、サン・マルコ広場を右に曲がり、サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場に到着。なるほどこれは素晴らしい。正面にはサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会、右には捨て子養育院美術館、左にはグルフォニ宮とマリアの下僕信心会、それぞれのルネサンス様式のアーチと柱廊が三方を取り囲む味わいのある広場です。そして振り返れば…ドゥオーモ! 我を忘れて写真を撮りまくり。なお広場中央にはジャンボローニ作『フェルディナンド1世の騎馬像』がありましたが、その馬の尻を見ていると、歌川広重の『名所江戸百景』の第86景、「四ツ谷内藤新宿」を思い出しました。同様のアングルで、馬の尻ごしに街並みとドゥオーモを撮影してみたらどうでしょう。かしゃ。おっこれはなかなかいいぞ、山ノ神にディスプレイを見せたら辛口の彼女も絶際してくれました。
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 そしてサン・マルコ広場からバスに乗り、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ。ホテルに戻り部屋でちょっと休憩し、ロビーでAさんと待ち合わせ。近くに美味しい店はないかと、フロントに訊ねてもらうと、「MERCATO」というお店を紹介してくれました。ホテルから歩いて数分、三種類のピッツァを注文して、濃厚なチーズと芳醇なトマトソースとクリスプな歯ごたえの生地に舌鼓を打ちました。ドルチェは私の大好物、ティラミスでしめて大満足。食事をしながら、Aさんと明日の予定について相談。彼女はフィレンツェにいる友人と逢う予定なので、午前中は別行動としました。われわれはヴィンチ村を散策し、その後ホテルで落ち合い、三人で近郊のフィエーゾレに行くことに決定。なお彼女とは明日でお別れです。そしてホテルへと戻り、Aさんとおやすみの挨拶をかわし就寝。Buonanotte.
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2013-12-14 07:18 | 海外 | Comments(0)
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