言葉の花綵96

 ナショナリズムの世界では、より過激な見解がより正しいことになる。(佐藤優)

 強い者の方から与えられる恩恵を受けることは構わない。しかし、自分より強い者に対してお願いをしてはダメだ。そんなことをすると内側から自分が崩れる。(ソ連のある政治犯)

 何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。(コレヘトへの言葉 第三章第一節)

 悪名は無名にまさる。(unknown)

 日本人の実質識字率は5パーセントくらいだから、新聞は影響力を持たない。ワイドショーと週刊誌の中吊り広告で物事は動いていく。(外務省某幹部)

 過ちを犯すよりは、だまされている方がいいのだ。(『サハリン島』 チェーホフ)

 文化ということばを耳にしただけで、拳銃に手がとどく。(ヘルマン・ゲーリング)

 米国のクッキーをデンマークに運び、デンマークのクッキーを米国に運ぶより、レシピを交換する方が合理的だ。(ハーマン・デイリー)

 われわれは一本の木につながる葉である。人類という木に。(パブロ・カザルス)

 馬鹿者もその痴行を固持すれば賢者になれる。(ウィリアム・ブレイク)

 祖父は結局自然に対してのブルジュアーであった。(浅川伯教)

 夏に冬を慕い冬に夏をのみ思ふは愚者なり。夏ありて夏を楽しみ冬来れば冬を味ふ、この心を神は嘉す。自然に於ける草木の如く正しき成長はそこにのみある。(浅川巧)

 功を賞の対象とせぬほうがよい
 謀略と競争を生ぜしめぬために (老子)

 歴史とは、現代の光を過去にあて、過去の光で現代を見ることだ。(E・H・カー)

 私は捕虫網を使わない。素手で蝶々をつかまえる。(アンドレ・バザン)

 人は組織をつくるが、組織は人をつくらない。(里見甫)

 真実は勝つ。(ヤン・フス)
by sabasaba13 | 2013-12-16 06:24 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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