イタリア編(76):ゲディーナ湖(12.8)

 バス・ターミナルからiへ、そしてロープウェイ乗り場までは歩いて十五分ほど、運よく出発直前のロープウェイに乗ることができました。天気情報によると今日は雷雨の心配はなし、安心して歩けそうです。コル・ドルシエ小屋の広場からコルティナの町を写真におさめ、ハイキング・マップを頼りに、まずはゲディーナ湖(Lago Ghedina)をめざしましょう。
c0051620_6164870.jpg

 トファーナ山の山容を眺めながらのんびりと歩き、やがて森の中をくだる細い道へと入ります。
c0051620_6172233.jpg

 なお道しるべも随所にあり、岩や木に例の赤白ペンキが塗られているので、道に迷う心配はありません。"言なく伴侶なくたゞふたり、ひとりはさきにひとりはあとに、さながらミノリ僧の途を歩む如く我等は行けり(『神曲』地獄第二十三曲)"、清冽な空気を味わいながら、少々薹が立ったヘンゼルとグレーテルのように森の中を黙々とくだっていくと、一時間ほどでゲディーナ湖に着きました。
c0051620_617504.jpg

 森の中で煌めくつぶらな瞳のような、美しく小さな湖でした。湖畔にレストランがあり、たくさんの家族連れで賑わっています。
c0051620_6181739.jpg

 湖を一周してコルティナをめざして歩いていくと、やがて集落となり町を遠望することができました。地元の子ども二人がマウンテン・バイクを乗り捨てて、森の中へともぐりこんでいきます。
c0051620_618434.jpg

 しばらくすると、かなり傷んでいるボブスレーのコースが現われました。オリンピックの時に使われたものなのでしょう。
c0051620_6192094.jpg

 そして川を渡り、ホテルに到着。部屋に戻ると、枕元に"GRAZIE!!! THENK YOU VERI MACH"と書かれた紙が置いてありました。実は、山ノ神は枕銭とともに千羽鶴を折って添えておく習慣があり、時々こうして宿の方と心が触れ合えるのを無上の喜びとしています。嬉しいものですね、私も御相伴にあずかりました。ちょっとしたスペルの間違いなど問題なし、気持ちが通じればいいんです。
c0051620_619478.jpg

 さて時刻は午後八時過ぎ、それではコルティナ最後の夕食をとりに出かけましょう。雨夜の品定め、店頭のメニューを比較考量検討した結果、HOTEL ANCORAのレストランに入ってみました。カスンツェエイ(Casunziei)という、赤カブ、またはほうれん草の入った半月形のラヴィオリと牛ステーキを注文。前者はコルティナの郷土料理だそうです。味はまあとくに可もなし不可もなしそれにつけても金の欲しさよ。
c0051620_6202056.jpg

 食事を終え、コルソ・イタリアの夜景を楽しみながら散策していると詩の朗読会が開かれていました。そしてわれわれご用達のお店に入って、ジェラートを所望。ホテルのロビーに貼ってある天気情報を確認すると明日も晴天の模様。さあ明日はドロミテともお別れです。
c0051620_6205418.jpg


 本日の三枚です。
c0051620_6211856.jpg

c0051620_6214167.jpg

c0051620_622314.jpg

by sabasaba13 | 2014-02-17 06:22 | 海外 | Comments(0)
<< 『福島からあなたへ』 イタリア編(75):コルティナ... >>