言葉の花綵99

 名声とは誤解の総体である。(リルケ)

 誤解し合う程度に理解し合えれば十分だ。(ポール・ヴァレリー)

 時よ止まれ、君は美しい。(『ファウスト』 ゲーテ)

 生も暗く、死もまた暗い。(『大地の歌』 マーラー)

 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。(unknown)

 金はセックスと似ている。それが気にかかるのは大抵それがないときだ。(ジェームズ・ボールドウィン)

 だれでも金を欲しがるという考えは、金の亡者どもが自分の病気を自分に納得させるために広めているプロパガンダである。(フィリップ・スレーター)

 協力してもらうには、笑顔と銃を使ったほうが笑顔だけを使うよりも有効だ。(ジョン・ディリンジャー)

 我が国が必要としているのは、永久的な戦争経済である。(ジェネラル・エレクトリック社長 チャールス・ウイルソン)

 人は自分の持っているものしか旅から持ち帰れない。(ゲーテ)

 若者は幻を見、老人は夢を見る。(unknown)

 嵐のごとく こゝろ揺するもの
 雨のごとく こゝろ濡らすもの
 茨のごとく こゝろ刺すもの (大木實)

 多忙とは怠け者の遁辞である。(徳富蘇峰)

 女を悪く云う男の大部分は或る一人の女の悪口を云って居るのである。(グールモン)

 社会主義は、歴史的に先行する諸段階のそれぞれの最高の達成物の弁証法的な総合である。部族社会からは、野蛮を、古代社会からは、奴隷制を、封建社会からは、主従関係を、資本主義からは、搾取を、そして社会主義からは、名前を、それぞれ取ってきて総合した。(ポーランドのジョーク)

 中国には交通ルールはない。強いて言うと、事故を起こさないというのが交通ルールである。(某中国人留学生)

 歴史はナショナリズムの原料である。ケシがヘロインの原料であるように。(エリック・ホブズボウム)

 人間のおそろしいまでの「健忘症」に対する継続する闘いが、私の作品なのだ。(オットー・ディックス)
by sabasaba13 | 2014-02-20 06:21 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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