イタリア編(77):フェデーラ湖(12.8)

 朝目覚め、窓を開けて、これでお別れとなる風景を目に焼き付けました。朝日に輝く岩山や、コルティナの町並よ、Arrivederci !
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 朝食をいただきながら、山ノ神に本日の行程についてレクチャーをしました。午前中はクローダ・ダ・ラーゴ(Croda da Lago)半日ツァーを楽しみ、三本のロープウェイを乗り継いで、標高3,244mのトファーナ・ディ・メッツォ(Tofana di Mezzo)の山頂へ。三日前には曇天のため視界が悪かったのですが、今日なら素晴らしい眺望が見られるでしょう。再挑戦です。そして15:15発のバスに乗ってヴェネツィアへ行き宿泊。明日は飛行機でウィーンへと移動する予定です。部屋に戻って荷物をまとめていると、山ノ神がしこしこと折り紙をはじめました。枕銭とともにベッド・メイクの方に贈る作品は、百合の花。さてそろそろ時刻は8:30、フロントでチェックアウトをして荷物を預かってもらい、ホテルの前へでると約束通り白いランドクルーザーと、どことなくビル・クリントンに似たマヌエラさんが待っていてくれました。挨拶を交わして料金250ユーロを支払うと、運転手のどことなくビョルン・ボルグに似たMassimo Dallagoさんを紹介してくれました。いただいた名刺を見ると、タキシード姿でスキーをする彼の写真が載せられていました。ルカさんと同様、冬場はスキーのインストラクターをされているのですね。
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 さあ出発です。車は町中を走り抜け、やがて未舗装の細い山道をのぼっていきます。なるほどこりゃタクシーでは無理だ。まずはLago de Ajalという小さな湖を訪問。
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 再び車に乗ると、いよいよ道は急勾配となり曲がりくねった狭い砂利道が続きます。しかしこの間、マヌエラさんとマッシーモさんは喋りっぱなし、よくも舌を噛まないものだと感嘆仕りました。ほんとうにイタリアの方ってお喋りが大好きなのですね。というか、人と逢ったらまずは会話をするというのが自然な本性になっているようです。
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 やがて牛の群れる牧場を抜け、がたこんがたこんと山道をのぼっていくと、ようやくフェデーラ湖(Lago di Federa)に到着です。ここでマッシーモさんとはお別れ、帰りは違う運転手さんが迎えにきてくれるとのこと。
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 クローダ・ダ・ラーゴ小屋(Rifugio Croda da Lago)でトイレを拝借し、まずはフェデーラ湖を一周。鏡のように周囲の風景を写す湖の姿を愛でながら半周ほどすると、どこかで見たことがある美しい景観が目に飛び込んできました。ここだ! 『地球の歩き方』に掲載されていた素晴らしい写真、峨々たる岩山、さまざまなニュアンスの緑色で彩られた丘陵や木々、それらを鏡のように完璧に映す小さな湖は、この場所から撮影したのですね。湖面に浮草が繁茂していたのと、野の花々が咲き誇っていないのがすこし残念ですが、素晴らしい景観であることには変わりません。歩を止め、写真を撮影し、しばし見惚れました。うーん、ほんとうに来てよかった。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2014-02-21 06:27 | 海外 | Comments(0)
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