イタリア編(84):市立公園(12.8)

 すぐそばに、たくさんのレンタル自転車が駐輪してありましたが、これはシティバイク・ウィーンというシステムで、こうした無人レンタル・ステーションがリンク周辺に十数か所設置されているそうです。さて、シュヴェーデンプラッツ駅から地下鉄U4に乗ってホテルへと向かいましょう。入口には乗車券をパンチするための青い刻印機がありましたが、われわれはウィーン・カードを持っているので後顧の憂いなく通り抜けました。
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 車内にあった優先席を示すピクトグラムは老人・怪我人・幼児連れ・妊婦、これは日本と同じですね。平日の9:00‐15:00には自転車を持ちこめるという点が大いに違いますが。そしてPilgramgasse駅で下車、すぐ近くにあるのが今夜の塒、オーストリア・トレンド・ホテル・アナナスです。
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 日本のツァー客が多いという話をJTBで聞いたので、ちょっと身構えましたが、日本どころか世界各地からのツァー客ご用達のホテルでした。いやあ五月蠅いこと五月蠅いこと、辟易してしまいました。フロントでチェックインをしていると、脇から老年の男性が割り込んできてフロントの係と何やら英語で交渉をはじめました。「私たちが先ですよ」と(日本語で)制しても、馬耳東風、結局十分ほど待たされるはめになりました。今回の旅行で不愉快だった二つ目の出来事です。部屋の準備ができていないということなので、フロント近くの小部屋に荷物を預かってもらい、それではウィーン見物にでかけましょう。再び地下鉄U4に乗ってまずは市立公園へ、Stadtpark駅で下車してすぐ近くです。1862年に、ウィーンではじめての市立公園としてオープン、子ども連れの家族がのんびりと時を過ごされています。
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 そういえば『河童が覗いたヨーロッパ』(妹尾河童 新潮文庫)にこんな話がありましたっけ。
 ウィーンの公園でヨチヨチ歩きの幼児が、近寄ってきた鴨をつかまえようとした。その瞬間、母親がその子を抱き上げ、力まかせにお尻をぶった。子供は大声で泣いたが、まわりのベンチの人々は、それを見て「それでいい」というように一様にうなずいていた。ウィーンに十年以上住んでいる友人が言った。「こっちの人は、子供に"他の人と共有しているものを犯すと、お前は生きていけないよ"ということを教えこむのに特にキビシイからね。日本とは叱るところが違うのよ。それに、他人の子供にだって、ためらわずに注意してるわね」(p.17)
 みんなで共有している環境を放射能で汚染した東京電力、および連帯責任のある自民党・官僚のみなみなさまのお尻を力まかせにぶちたいと思うのは私だけでしょうか。ある一画には、これでもかこれでもかとベンチが並べられていましたが、どこかの国のように寝転べないよう障害物を設置するようなことはありません。なおこの公園にはブルックナー、シューベルト、レハールの彫像が木々の間に置かれていますが、何といっても有名なのが黄金のヨハン・シュトラウス2世像。
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 山ノ神といっしょに映してあげようと訪れると、撮影待ちの行列ができていました。しばし待って写真撮影、そして近くにあるBeethovenplatzへ行きベートーベン像を撮影。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2014-02-28 06:14 | 海外 | Comments(0)
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