青森・岩手編(4):花巻(02.9)

 そして宮沢賢治記念館へ。賢治の生涯や作品を分かりやすく展示してあります。原稿や愛用品も展示されており、彼が弾いていたチェロをしげしげと見つめてしまいました。隣りにある「山猫軒」で昼食。注文は多くなかったですね、食べられなくてよかった。
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 すぐ近くにある復元された賢治設計の日時計を見学して、「新渡戸記念館」へ。新渡戸稲造は花巻出身だったのですね。記念館から出ると、妙齢、明眸皓歯の女性とすれ違いました。同じ店の貸自転車、同じガイドブック、かつ単独行動。同類であることを直感した二人は、微笑みあい挨拶を交わしたのでした。「お嬢さん、僕と新渡戸稲造について語りませんか」と、なぜその一言がいえなかったのだろう。ただただ慙愧。そして「雨ニモマケズ」の詩碑へ。ここは羅須地人協会があったところで、彼が農作業をしていた「下ノ畑」が眼下に広がっています。付近には羅須地人協会が使用していた木造の倉庫が残されています。市街地へ戻り、賢治の生家、生母の実家を訪れ、彼の墓所である身照寺へ。しばしたたずみて合掌いたしました。
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 花巻で見かけた面白い看板を二つ紹介します。その店で購入した自転車しか修理しないのが花巻流なのでしょうか。地縁共同体の強さなのかな。
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 花巻はいいところでした。連山と清流に囲まれた小宇宙。風に波打つ黄金色の稲穂。また今度訪れたら、萬鉄五郎記念美術館に是非行くつもりです。

 秋風やイーハトーヴを清めたり    邪想庵
by sabasaba13 | 2005-07-04 06:26 | 東北 | Comments(0)
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