京都錦秋編(12):妙心寺大法院(12.12)

 そして本日の打ち止めは妙心寺。途中にあった優美な透かしブロックを撮影し、十数分ほどペダルをこぐと到着です。数ある塔頭の中から、どこを選んで拝見しようかと境内をうろうろ、まずは大心院に入りましたが、紅葉はほとんどなし。
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 またうろうろしていると、大法院が特別公開されていました。こちらは訪れたことがないなあ、よし入ってみましょう。失礼ながらあまり期待もせずに拝観したのですが、これが大当たり。客殿をとりかこむ庭は、茶室「有隣軒」の露地庭となっています。草木が生い茂る侘びた雰囲気、美しい紅葉、よいアクセントとして景観をひきしめる茅葺の待合、蔀戸、石灯籠、蹲踞、飛石、延段。いやあ素晴らしい。寒さにがたがたと震えながらいただいた抹茶の味も忘れられません。なお茶室の名の"有隣"とは、『論語』の「徳不孤 必有隣」に拠るという解説がありました。「徳は孤ならず、必ず隣有り」か、いいお言葉ですね。さきほどの「吾唯足知」もそうですが、人間の英知は二千年以上も前に語り尽くされ、その後進歩していないのかもしれません。なおここ大法院を訪れたU2のボノの写真が飾ってありました。
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 さてそれではホテルへと戻りますか。途中で法輪寺の達磨堂と珍しい形の透かしブロックと京都警察本部を撮影。
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 時刻は午後五時を過ぎ、寒さもいっそう厳しくなってきました。ほとんど感覚がなくなりかじかんだ手でハンドルを握りしめながら、京都駅近くの「新福菜館」に到着。こてこてのラーメンとやきめしに舌鼓を打ち、跨線橋を越えてホテルへ。
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 本日の二枚は大法院です。
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by sabasaba13 | 2014-05-17 09:30 | 京都 | Comments(0)
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