言葉の花綵106

 旅は人を謙虚にする-世界の中で自分の占める位置がいかに小さいかを知ることができる。(フローベール)

 未踏の地を旅する純粋に動物的な悦びは、実に大きい。(ディヴィッド・リヴィングストン)

 世界中の革命の萌芽は、丘の上のひとりの農民が胸に抱く夢や理想から生じる。彼らにとって大地とは、利用できる足場ではなく、生きている母親なのだ。(ジェームズ・ジョイス)

 全能なる神よ、わが業を見よ、そして絶望せよ! (オジマンディアス)

 弱者との接し方が、人を判断する基準になるんです。文明人らしさの尺度は、思いやりなんですよ。(サディク・アル・マフディー)

 スーダン人と、インド人と、シンガポール人にこう尋ねてみる。「あなたの考える、牛肉の栄養価とはなんですか?」 スーダン人の答えは「栄養価って何?」、インド人の答えは「牛肉って何?」、シンガポール人の答えはこうだ。「考えって何?」(unknown)

 歳をとるのは愉快なことではないが、その代償として、心の嘘発見器の精度はどんどん高まっていくのだ。(ポール・セロー)

 人はみな自分の習慣にはないものを野蛮と呼ぶ。(モンテーニュ)

 勝利は目標の実現にあるのではなく、つねに目標を追いつづけるなかにあるのだ。(ロマン・ロラン)

 調べて動いて腹くくる。(おしどりマコ・ケン)

 国家の威厳と力は、保有する資金の額によって決まる。(ジャン=バティスト・コルベール)

 うまく徴税する秘訣は、ガチョウをできるだけ騒がせずにできるだけ多くの羽根をむしるのと同じだ。(ジャン=バティスト・コルベール)
by sabasaba13 | 2014-07-23 06:31 | 言葉の花綵 | Comments(0)
<< 越後編(46):柏崎刈羽核(原... 『はじめての憲法教室』 >>