オーストリア編(17):デュルンシュタイン(13.8)

 崩壊した城壁をよじのぼると360度のパノラマ、ヴァッハウ(Wachau)渓谷や、のびやかに蛇行するドナウ川やデュルンシュタインの街並みを手にとるように眺めることができました。写真を撮りまくっておりようとすると、二人連れの若い女性がのぼってきて讃嘆の声をあげました。山ノ神が話しかけたところ、ロシアから来られたそうで、街で売っているチョコレートが美味しいと教えてくれました。
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 それでは下界へおりて、しばし街を散策することにしましょう。とある鐘楼でフェイス・ハンティングをし、白壁の続く瀟洒な街並みを歩いていると、お土産屋さんの店頭に飾ってあった絵葉書が目にとまりました。豊満な胸・腹・尻を擁した、まるで***(三文字削除)に生き写しのような小像です。世界史の教科書で見たような記憶がありますが、ガイドブックで調べたところ、「ヴィレンドルフのヴィーナス」でした。身を守るのに適した地形を持つこのあたりの高原地方には、旧石器時代からすでに集落が存在し、紀元前8万年から1万年頃には、ドナウ河周辺にも人が住みはじめたそうです。このヴィーナスはそうした古代文化を物語る重要な出土品なのですね。さきほど船で通り過ぎたヴィレンドルフ(Willendolf)で発見されたそうです。多産や豊穣を祈るための像なのでしょうか。
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 観光用の機関車型自動車に手を振り、花で飾られた瀟洒な家々が建ち並ぶハウプト通りをぶらぶらと歩いていくと、おすまし猫さんを発見。
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 さきほど薦められたチョコレートを購入し、あるお店に入って噂のアプリコット・シュノードルをいただきました。うーん、美味しいことは美味しいのですが、身のちと少なきぞ哀しき。
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 絵になる風景を撮影しながら船着場に戻り、15:10発の船に乗り込みました。幸い青空も広がってきて、風景にも彩りがでてきました。はじめての橋をくぐり、終着のクレムス(Krems)に到着です。
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 ここから列車でウィーンへと戻るので、「Zentrum(街の中心) Bahnhof(駅)」という標識をたよりに駅へと向かいました。構内を表示でウィーン行きの列車を確認すると…おうまいがっ、ちょうど出発したところでした。ところが山ノ神、逆方向に向かう列車を指差して曰く「まだ間に合うから乗りましょ」。あれに乗ると大変な事になるよと懇切丁寧に説明し、次の列車を確認すると約一時間後です。これを奇貨として、クレムスの街をぶらつくことにしました。メインストリートを中心にこじんまりとまとまる小さな街で、しばらく歩いていくと街のシンボルであるシュタイナー門に到着。ここで引き返し、教区教会のあたりを散策して駅へと戻りました。
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 本日の八枚です。
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by sabasaba13 | 2014-09-24 06:35 | 海外 | Comments(0)
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