オーストリア編(31):マウトハウゼン強制収容所(13.8)

 朝目覚めてカーテンを開けるとお天道様が微笑んでおられます。テレビで天気情報を見ると、どうやら好天のようです。ホテルのレストランに行き、朝食をいただきましたが、ああ、オムレツが懐かしい。
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 さて本日はまずマウトハウゼン強制収容所を訪れる予定です。ガイドブックによると、列車でマウトハウゼン(Mauthausen)駅まで行き、そこから3kmのところにあるそうです。駅前には電話ボックスはないので、駅員さんにお願いしてタクシーを呼んでもらい、見学後に迎えに来てもらうのがよいと書いてありました。最悪でも歩けば一時間弱ですか、一応その覚悟もしておきましょう。ホテルからリンツ駅までてくてくと歩いて十数分、窓口で切符を購入しようとすると、駅員さんから「バスで行った方がよい」というアドバイスをもらいました。マウトハウゼン行きのバスに乗り、"LINZER STRASSE-WASSERWERK"という停留所で下りて三十分ほど歩くと着くそうです。渡る世間に鬼はなし、どうもありがとうございました。駅の隣りにあるバス・ターミナルに停車していたバスに乗り、車窓からの眺めを楽しみながら一時間ほど揺られると、教示していただいた停留所に到着です。
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 家が数軒あるだけで人気のない場所なので不安になりましたが、幸い「KZ Memorial Mauthausen →」という案内標識がすぐに見つかりました。戻りのバス発車時刻をカメラにおさめ、いざ出発です。
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 案内標識にしたがってしばらく歩くと民家もなくなり、木々の間をゆるやかにのぼる坂道となりました。そして広々とした丘陵に出ると、彼方にまるで古城のような壁が見えました。あれがマウトハウゼン強制収容所ですね。沈鬱な気持ちになりながら歩を進めてインフォメーションに到着、さきほどの停留所から三十分ほどかかりました。市井の一歴史学徒、そして一人の人間として、ナチスの絶滅収容所はできるだけ訪れるようにしています。これまでも、アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所、ダッハウ強制収容所を見学しましたが、オーストリアでははじめてです。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2014-10-16 06:37 | 海外 | Comments(0)
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