真鶴半島編(4):(05.7)

 真鶴の街は海へ続く斜面にひろがっており、尾道のようです。今度は迷わないように地図を片手に慎重にルートを探しました。石段を上ると、民家の真ん前にドンという感じで西の道祖神①がいらっしゃいました。しかめっつらと泰然自若とした表情の二体がならんでおります。ええなあ、ほのぼのとしてきますね。右の方は、ビッグコミック・スピリッツに連載中のセキド君に似てますね。ただ供物や花がないので忘れ去られている道祖神かもしれません。ここから歩いて十数分、東の道祖神②へ。街の境界を守っているということが実感できました。道路から少し上にある草ぼうぼうの一画に鎮座していますが、表情も判明できないほど摩滅していました。こちらも花・供物はなし。ここから北へ向かい、次は丸山の道祖神③です。この方はスーパーマーケットの前に鎮座されておりました。下膨れのちょっと生意気そうなお方ですね。赤い帽子・涎掛け・コップのコーディネイトはいかしてますけれど。そして前ノ浜へ向かいます。途中に「うたい(謡)坂」という一風変わった地名がありました。説明を読むと、鵐窟から前ノ浜に向かい船で房州へ渡ろうとした頼朝一行がこの坂で休み、土肥実平が無事を祈り再起を願って謡い踊ったという話が「源平盛衰記」にあるとのことです。うたい坂を下りて、坂の途中にある下の道祖神④を拝見。坂というのも村と外界、この世とあの世との境界ですね。さか=さかい。道祖神があるのもうなずけます。左の方は鉄面皮、右の方は頑固一徹のご老人、苦労されているのでしょう真ん中の方は悲しげに沈思黙考されています。前ノ浜につくと、「源頼朝船出の浜」という記念碑がありました。源頼朝は、石橋山→鵐窟→うたい坂→前ノ浜→房州へと敗走して行ったのですね。ここからさらに北へ向かい、上の道祖神をめざします。
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by sabasaba13 | 2005-07-16 07:19 | 関東 | Comments(0)
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