言葉の花綵111

 できたらしたくないんですが… (『バートルビー』 メルヴィル)

 応答に抑揚低き日本語よ東洋の暗さを歩み来しこゑ (宮柊二)

 ああいやらしい。なぜ人間には身体があるんだろう。(サルトル)

 天皇を天皇制から解放せよ。(中野重治)

 技術の進歩は不可逆だが、政治は可逆なものだ。つまり、政治には進歩がないということだ。(unknown)

 人間そのものがひとつの過渡である。(梅本克己)

 連帯すべきは人類の苦悩である。人間の悦びのほうにほんの一歩でも歩みよることは、苦悩をつよめる結果にしかならない。(アドルノ)

 より深い絶望のあり方を知ることは、根拠なき希望の走馬燈を百千ならべるよりも、おそらく有意義であろう。(高橋和巳)

 アウシュビッツ以降、詩を書くことは野蛮である。(『プリズメン 文化批判と社会』 アドルノ)

 賢い天使とは附合いたくない。わたしはむしろ間の抜けた悪魔をなら毎日でも遊んでいたい。(串田孫一)

 ほかの人々に影響を与えてこそ、人生は重要なんだ。(ジャッキー・ロビンソン)

 何十年も政権の座に居すわるためには、無知で無学で無抵抗な国民が必要なのだ。(ポール・セロー)

 人間は、すべての財を背に負う放浪者のように、あらゆる経験を背負ってゆくのである。ようするに、人間は本性を持たない。人間が持つものは歴史である。(ホセ・オルテガ・イ・ガセット)

 私は人間のあさましさこそ最も愛すべき人類の性格だと思っている。(武田泰淳)

 自分はいかなる馬鹿であるか、自分はいかなる馬鹿になるか、いかなる馬鹿として自分を見るかが、多様な人生観のわかれめとなる。(鶴見俊輔)
by sabasaba13 | 2014-11-15 06:33 | 言葉の花綵 | Comments(0)
<< ご当地Tシャツ 『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』 >>