オーストリア編(52):シャーフベルク山(13.8)

 さあ出発進行。機関車が最後部についていて客車を押し上げるようになっています。がっしゅがっしゅと街の中を抜け、やがて眺望が開けてきました。うねうねとカーブしながらのぼっていくので、千変万化する湖や山々の美しい風景を満喫することができます。♪信州一、信州一、おみそしる♪と(はいはい)… 単線なので、中間駅シャーフベルクアルペ(Schafbergalpe)で対向列車を待ち合わせ。帰りはここで降りて町までハイキングをするという選択肢もあります。
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 ここを過ぎると木々もなくなって視界のひらけた丘陵となり、四十分ほどで標高1732m、山頂のシャーフベルクシュピッツェ(Schafbergspitze)駅に着きました。そうそう、窓口で復路乗車の整理券(Platzkarte)をもらっておかなければ。現在の時刻は10:43なので、12:15の整理券を受け取りました。
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 ここから標高1783mのシャーフベルク山頂までは、整備された遊歩道が続いています。その途中にあるのが山頂の岩山に鎮座するベルクホテル・シャーフベルクシュピッツェ、おそろしく眺めがよさそうですね。いつか泊まってみたいものです。こちらのレストランで昼食を取ろうと入店したところ、団体客の予約で満席でした。いたしかたない、すぐ近くにある山小屋風のお店でソーセージとザワークラウトをいただきました。テラス席に腰を落ち着け、肌寒い程の凛冽な大気の下、険峻な山なみを眺めての昼食、いやが上にも食欲は燃えさかります。生きていてよかった、働いてよかった、来てよかった。紫煙をくゆらして写真を撮り、それではホテルの脇にある展望台へと行きましょう。
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 少し歩いて振り返ると、食事をしたお店が岩山の上に建てられているのがよくわかります。その彼方に見えるのが三日月型をしたモント湖、月の湖ですね。
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 展望台に来ると、果てしなく連なる山々とアッター湖、麗しきザルツカンマーグートを一望することができました。
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 そして反対側にまわると、登山鉄道の山頂駅と眼下にヴォルフガング湖を見下ろすことができます。パラグライダーも気持ちよさそうに、大空を滑走していました。
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 おっ、さきほど断られたレストランに団体客が到着の模様、長蛇の列ができています。ホテルには昔の登山列車の写真が飾ってありましたが、こうしてみると凄い急勾配ですね。
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 見納めにと、再びモント湖を見に行きました。崖から見下ろすと、年配のご夫婦が手を取り合って急峻な岩場を下りていきます。われわれ偕老同穴・比翼連理と自負する夫婦も、いつの日にはあのように…無理かな。
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 そして山頂駅へと戻り、下りの登山列車に乗り込みました。中間駅のシャーフベルクアルペ(Schafbergalpe)で降りて町まで歩くという選択肢もありましたが、湖の遊覧船に乗ってザンクト・ギルゲン(St.Gilgen)に行きたいので、このまま乗車。ヴォルフガング湖の眺望や、すれ違う列車を楽しんでいるとあっという間に終点の湖岸駅に到着です。やはりここで勝手に撮影した観光客の記念写真を販売していました。
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 本日の七枚です。
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by sabasaba13 | 2014-11-18 06:40 | 海外 | Comments(0)
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