オーストリア編(60):画家の道(13.8)

 朝目覚めてベランダに出ると、本日も好天。ザルツブルクへの移動はさほど困難ではないので、ハルシュタットにある「画家の道」を散策してからゆっくりと朝食をとり、お昼頃に出発しないかと提案したところ、低血圧の山ノ神にしては珍しく賛同してくれました。街並みの高い所にある「Dr.Morton weg」という小道を歩いていくと、またもや二匹のに出会いました。
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 Hallstatt-Lahnから、湖に注ぎ込むヴァルト川に沿った通りが「画家の道(Malerweg)」で、19世紀の画家たちがモチーフとした渓谷・滝・岩をめぐるハイキング・コースが整備されています。きれいな小川に沿って住宅街を歩いていくとやがて森の中の小道となりました。清涼な空気を吸い森の香りを楽しみながら、足取りも軽く歩いていくと、分岐点に到着。ここから一時間半ほどのコースがあるようですが、本日の旅程を考えて省略。ヴァルト川のほとりに下りて、清冽な流れに手を浸してしばし静寂を楽しみました。
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 それではそろそろホテルへと戻りましょう。牧場を抜けて再び川沿いの道に出ると、やがて先日乗ったハルシュタット塩坑へと上るケーブルカーが見えてきました。
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 そしてホテルに到着、レストランで最後の朝食をいただきました。部屋に戻って荷物をまとめてフロントでチェックアウト。山ノ神に一任して外で煙草を吸っていると、やがて憮然とした表情でやってきました。話を聞くと、チェックアウトに際してひと悶着があったとのことです。まず「宿泊料は未納」ということで749.2ユーロを請求されたので、「チェックインの時にクーポンで支払ったはず」と一蹴。次は「簡易ベッドを入れた」と269.2ユーロを請求、これも「その覚えは全くない」と拒絶。結局夕食代のみの132.2ユーロに落ち着いたそうです。怒り心頭、怒髪天を衝く山ノ神、参考のためにもう一度宿の名前を記しておきましょう。はい、ツァウナー亭(GASTHOF ZAUNER)です。
 荷物を持って船着場へと行き、渡し船に乗り込みました。これでハルシュタットとはお別れ、美しい街並みを振りかえって写真撮影。
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 そして11:10発の列車に搭乗、ハルシュタット湖やトラウン湖の眺めを楽しんでいると、アットナング・プッハイム(Attnang-Puhhim)に到着。
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 ここで列車を乗り換えてザルツブルクに向かいます。コンパートメントはほぼ満員、右往左往していると幸い東洋人の若いカップルが招き入れてくれました。やれやれ助かった。山ノ神が英語でお礼を言い、いろいろとお話をうかがうと、中国から農業を学びに来ている留学生の方でした。そうそう、申し遅れましたが、鉄道の切符は、事前にJTBに手配してもらった「EURAIL ONE COUNTRY PASS」を利用しています。これはある一カ国で、好きな日を四日選んで乗り放題できるすぐれもの。使い方も、ただ使う日をペンで記入するだけです。今回は、ウィーン→リンツ、リンツ→ハルシュタット、ハルシュタット→ザルツブルク、ザルツブルク→インスブルックで利用しました。
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 本日の五枚です。
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by sabasaba13 | 2014-11-26 06:33 | 海外 | Comments(0)
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