オーストリア編(84):オーバーグルグル(13.8)

 それはさておき、そこから数分で終点のオーバーグルグルに到着。この村は、エッツタールの谷奥から分岐したグルグルタールの最奥にあり、チロルでも特に雄大な自然に出合える場所だそうです。冬場はスキーヤーの、夏場はハイカーのパラダイス、その基点となるリゾート地です。
c0051620_7431690.jpg

 まずはインフォメーションに寄って観光地図をもらい、ホーエ・ムート・バーン1と2、二本のゴンドラ・リフトを乗り継ぎます。おっ支柱の日陰に、羊たちがかたまっているぞ。そりゃあウール100%ですから、暑いのでしょう。
c0051620_7434194.jpg

 そして標高2653mのホーエ・ムートに到着、のぼってきた斜面の反対側に回ると…息を呑むような絶景が広がっていました。眼前に迫ってくるような二つの氷河、左側のガイスベルク氷河(Gaisbergferner)、右側のロートモース氷河(Rotmoosferner)の雄大な眺めには圧倒されてしまいます。しばらく呆けたように立ち竦み、我に返って写真を撮りまくりました。いやあ、ほんとうに素晴らしい。
c0051620_744868.jpg

 ここから九十九折りの小道で斜面を下っていき、シェーンヴィースヒュッテ(Schonwieshutte)をめざします。下るにつれて刻々と表情を変える氷河を愛でながら、愉しいハイキング。なおガイドブックによると、この斜面にはアルプス・マーモットの巣が点在しており、夏の天気のいい日には顔を出す、と書かれていました。それを楽しみに朝食の際にリンゴをくすねて持ってきたのですが、残念ながら一匹も見かけませんでした。
c0051620_7442943.jpg

 やがて氷河から流れ出る川に沿う平坦な道となり、そろそろ小腹もへってきたので道端の草上に座り持参したお手製サンドウィッチを食べることにしました。素晴らしい眺め、清々しい青空、清冽な空気、そして美味しいハムサンド。生きていて良かったな、と心から思ったひと時でした。こうした機会に出合うためにも、もうすこし馬車馬のように汽車犬のように、でも倒れない程度に働こうと二人で決意。
c0051620_7445983.jpg


 本日の三枚です。
c0051620_7452234.jpg

c0051620_7454529.jpg

c0051620_7461161.jpg

by sabasaba13 | 2015-01-12 07:47 | 海外 | Comments(0)
<< オーストリア編(85):オーバ... オーストリア編(83):オーバ... >>