オーストリア編(88):ザンクト・アントン(13.8)

 そして10:14にザンクト・アントンに到着。古くから、イタリアからスイスへと塩や綿花を運ぶために越えなければならなかったアールベルク峠の要所として栄えた町です。今ではスキーヤーのメッカ、ここを知らぬスキーヤーはもぐり、と言われるスキー・リゾート。(私は知りませんでした) チロルで最高級のゲレンデがあり、冬場はたいへんな賑わいとなるそうです。また1907年にハンネス・シュナイダーがこの地にスキー学校を設立し、世界中にアルペンスキーの技術を広めたことでも知られるそうです。なるほど、オーストリアの浦佐といったところですか。てっきり浦佐と姉妹村かと思いきや、実は縁結びの相手は湯沢温泉でした、理由はわかりませんが。
 列車から降りると、背中に「CLEANING OBB(エーベーベー)」という文字を背負った働くおじさんが歩き去るところでした。駅の構内には、フランツ・ヨーゼフ1世に関するものらしき記念プレート。
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 とるものもとりあえずインフォメーションに行って、地図を入手しました。そして切符売り場でロープウェイとゴンドラおよびチェア・リフトの乗車券を購入。設置されていた小型カメラで顔写真を撮られ、それが刷り込まれたカード式のものでした。すべて乗り放題ということなので、「絶対にもとをとってやるわ」と、♪空に灯がつく通天閣♪のようにめらめらと闘志を燃やす山ノ神でした。なおデポジットとして5ユーロをとられたので、回収を忘れないようにしましょう。
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 まずはガルツィヒバーン(Galzigbahn)というゴンドラ・リフトに乗り込みました。山麓駅は二階構造になっており、上部に到着したゴンドラが機械仕掛けでぐおんぐおんと下部におりてきます。
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 乗り込むと内部はかなり広く、十人ぐらいは乗れそうです。
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 そして標高2082mのガルツィヒに到着、残念ながらすこし雲が出てきました。ここでロープウェイのヴァルーガバーンⅠ(VallugabahmⅠ)に乗り換えです。ハイカーのみなさんを見下ろしながら、ロープウェイはぐんぐんとのぼっていきます。おっ雪が残っているぞ。
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 やがて畳々と連なる山々が見えてきました。標高2660mのヴァルーガグラート(Vallugagrat)に着きましたが、ここからヴァルーガ山頂の展望台まで、ヴァルーガバーンⅡというもう一本のロープウェイを乗り継ぎます。ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよんと下りてきたのは、何とも愛くるしい縦長四人乗りの小さなロープウェイでした。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2015-01-16 06:21 | 海外 | Comments(0)
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