オーストリア編(95):ゼーフェルト(13.8)

 いつものようにバスに乗ってインスブルックへ、昨晩確認したゼーフェルト行きのバスに乗るために、駅の裏手に参りました。バスの後ろには大きなキャリアが設置されていましたが、おそらく自転車を積むためでしょう、ほんとうに羨ましい。やってきたバスに乗り込み、出発進行。鉄道の線路にかかる跨線橋を渡ると…あっ扇型機関庫と転車台が見えた。抜き身で構えていたカメラをすぐに向けてシャッターを押しましたが遅かりし由良之助。転車台の半分しか撮影できませんでした。今も両の瞼を閉じればまざまざと思い浮かぶのですが、上方から扇型機関庫と転車台の全貌を見下ろせました。これはそう体験できるものではありませぬ。帰途の際には忘れずに撮影しようと、心に誓いました。
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 前方の救急車を何気なく写真におさめ、川を渡ってしばらく走ると右手の山々と道が並行して走ります。中腹のあたりに函嶺洞門のような構築物が見えましたが、あれが鉄道線路ですね。残念ながら、8月25日まで修復のため運休。きっと眺めがいいだろうなあ、再訪を期しましょう。
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 一時間弱でゼーフェルトに到着。駅前に停車していたバスの前部に灯されていた電光表示には、かわいい汽車ぽっぽが映しだされていました。運休している鉄道の代行バスということなのでしょう。うーん、お、ちゃ、め。駅のトイレに入ろうとしたら1ユーロかかる有料トイレだったので取りやめ、町でさがすことにしました。
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 そして町の中心へ。『オーストリア・ハイキングガイド』によると、西をホーエ・ムンデ、東をカーヴェンデル、北をヴェッターシュタイン山系(ドイツとの国境)に囲まれた、アルプスで最も美しい高原リゾートの一つだそうです。誰が呼んだか知りませんが、人呼んで「オーストリアの軽井沢」。なるほど、ベランダに花を飾った家々が建ち並ぶ、そこはかとなく高級感が漂う町の佇まいです。駐車場に無料の公衆トイレがあったので用を済ませて先に出て、教会や噴水や水飲み場を写真におさめていると、山ノ神が恍惚とした表情で戻ってきました。「どうしたの?」 「きれいだった…ずっといてもいい…ロハだし」 「いれば」と言いかけて…おっといけねえ、口は災いの元、雉も鳴かずば撃たれまい、綸言汗の如し、丸い卵も切りようで四角物も言いようで角が立つ、口を閉じました。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2015-01-27 06:43 | 海外 | Comments(0)
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