北海道編(14):網走監獄へ(13.9)

 そして15:09に網走駅に到着。おっ、鉄格子がはまった顔はめ看板を発見、これは幸先がいいですね。
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 さてここからがヘアピン・サーカスです。せっかく網走まで来たのですから網走監獄はぜひ訪れたい。しかし、その後に釧網本線に乗り継いで知床斜里へと向かいますが、その列車本数の少ないこと少ないこと。一日九本、16:15発の列車に乗り遅れると次は18:27まで待つはめとなり知床斜里到着は19:13。それでは今宵の宿泊地・ウトロ温泉ターミナル行きのバスはなくなってしまいます。(最終バスは知床斜里発18:10) そうなったらタクシーを利用するしかありませんが、莫大なお金がかかってしまふ… というわけでほぼ一時間で網走監獄の見学を済ませて、16:15発の列車に乗らねばなりません。駅から監獄までは徒歩40分、路線バスは本数が少ないので、タクシーを利用することにしました。幸い網走駅前で客待ちをしているタクシーが数台あります。現地でタクシーをつかまえられる保証もないので、監獄まで乗せてもらった後、三十分ほどしたら迎えに来てくれるよう交渉しましょう。よって責任感のある篤実な運転手さんだったらいいのにな、と期待を込めて乗り込むと…うん、大丈夫。ご尊顔を拝見して、信頼できる方だと直観しました。余談ですが、最近読んだ『日本』(姜尚中・中島岳志 河出文庫)という本の中で、中島岳志氏が面白い話を紹介していました。
 吉野作造は、普通選挙導入を主張したとき、いろんな人から叩かれました。特に一部のリベラル陣営に叩かれた。「農民に国策なんか理解できるのか」「普通選挙なんて導入したら国家がメチャクチャになる」と。そこで、吉野はこう答えます。「そりゃ、彼らに政策は分からないでしょう。しかし、農民たちは普通の庶民は、じっくりと候補者の顔を見ていれば、どういう人柄の人物か、こいつに任せていいのかどうか、判断はできます。そういう判断力に賭ける。これがデモクラシーです」と。しかし、残念ながら今の現実はその反対を向いている。しっかりとした人間観に基づいているのではなく、メディアによって加工された記号的イメージで判断している。(p.171~2)
 まあ別にしっかりとした人間観はありませぬが、この運転手さんが良い方であること、安倍晋三伍長が嬉々として合州国とグローバル企業の走狗・爪牙として頤使される胡散臭い政治家であることくらいは分かります。みんなあの顔を見て、分からないのかなあ。
by sabasaba13 | 2015-02-24 06:23 | 北海道 | Comments(0)
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