北海道編(54):タウシュベツ橋梁(13.9)

 糠平ダムによってできた糠平湖沿いの国道273号線を走り、丸山橋を渡ったところで車止めゲートのある林道に到着。ここからは林野庁の許可が必要とのこと、ガイドさんが車から降りて手慣れた様子で持参の鍵でゲートを開け、密林の中へと車で分け入っていきます。ガイドさんによると、以前は自由に通行できたのですが、道が荒れているため事故が多発。圏外で携帯電話は使えず、熊の出る道を一時間歩いて国道へ出て助けを求める人が続出。そのため通行禁止となったそうです。さもありなん、のがたがた道をしばらく走って下車。ここから先は徒歩となります。
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 「ヒグマ出没! この一帯は、ヒグマの生息・多発地帯です。十二分に注意をして下さい」という金属製の看板に肝を冷やします。"十分に"ではなく"十二分に"という下りに、リアリティを感じますね。しかし甘かった。ガイドさんが看板についている傷を指差し、ぽつりと一言。「ヒグマの爪痕です」 ぞっ。裏まで突き抜けるその鋭さ、背筋を冷たいものが走りました。
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 ここはガイドさんと一蓮托生、彼を信じるしかありません。ちなみに彼は熊鈴を鳴らしていました。彼曰く、ツキノワグマだったら立ち向かってもよいが、ヒグマはパス。(私はツキノワグマもパス) 実はヒグマよりも怖いのがスズメバチで、黒の服を着ているとやってくる。手で払ったら攻撃されるのでじっとしているしかないが、私にはできそうもない。(私にもできそうもない) などと会話をしながらぬかるむ道をすこし歩くと、糠平湖の湖畔に出ました。
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 おお素晴らしい! 晴天で無風、周囲の山なみや緑の木々を鏡のように映す湖の美しさに息をのみました。肝心のタウシュベツ橋梁は…やはり上部がすこし見えているだけ。ガイドさんによると、5月下旬~6月上旬がいちばん橋がよく見えるそうです。また橋が老朽化による崩落の危機にあると新聞報道され、今年はツァー参加者が増えたとのこと。これはぜひ近いうちに再訪を期したいですね。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2015-05-06 17:36 | 北海道 | Comments(0)
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