植治の庭編(20):帰郷(13.11)

 さて帰りの新幹線発車時刻までまだ時間があるので、嵐山をちょいと見に行くことにしました。今出川駅から地下鉄烏丸線で烏丸御池駅へ、地下鉄東西線に乗り換えて太秦天神川駅へ。ここで嵐電に乗り換えて嵐山駅に到着。さすがは嵐山、もう午後四時半だというのにたいへんな混雑です。渡月橋に行き、嵐山を撮影。残念ながら曇天のため、きれいな紅葉には出会えませんでした。
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 ふたたび嵐電と地下鉄を乗り継いで四条駅へ、山ノ神のリクエストに応えて錦市場に寄りましょう。香味ちりめん山椒を大丸の地下で、わが家御用達の卵焼きを「三木鶏卵」で購入。私の大好きな、笠木が両側の建物にめりこんだ錦天満宮の鳥居をまた撮影。
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 新京極の「田丸印房」で源頼朝のゴム印をゲット。この方は足利直義だという説が有力なのですけれどね。まだ時間があるので、ひさしぶりに「鍵善良房」でくずきりを食べようということになりました。鴨川を渡ると、カップルが等間隔で河辺に座り二人の世界にひたっています。
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 四条大橋を渡って「鍵善良房」に行くと…やれやれもう店は閉まっていました。いたしかたない、早めに京都駅に行くことにしましょう。途中でデパートに寄って、近江牛ミンチカツと関西風うなぎ弁当と焼鯖すしを購入。新幹線の中で美味しくいただきました。
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 というわけで、紅葉と植治の庭めぐり、一巻の終わりです。後日談ですが、2015年1/1(木)と1/2(金)の15:00~16:00に、NHK Eテレで「京都・南禅寺界隈別荘群」という番組を視聴しました。庭師さんたちが、いかに心をこめて庭の手入れをされているか、よくわかる好番組でした。赤松の落ち葉で苔を覆い保護する(敷松葉)。水が石の隙間に入らぬよう、赤松の落ち葉を束ねて石の縁に置く。赤松の松葉を、遠くは濃く、手前は薄く、手で梳く。濃淡遠近法を演出するためですね。石組の置き方を微妙に変えて水の音に変化をつける。對龍山荘を世話する庭師の山崎さんは週に六日手入れのために通うそうです。これからはそうした庭師さんたちの心遣いにも眼が届くようになりたいものです。と同時に、良い庭を良い状態で維持するためには、莫大なお金がかかることも納得。そう簡単には公開できないのですね。でも、でも、でも、見せてほしい。
 なお公開されている小川治兵衛の庭は、白河院庭園、がんこ高瀬川二条苑、楽々荘、仁和寺北庭、京都国立博物館庭園、高台寺土井庭園、旧上田秋成邸庭園(現・京料理とお庭の宿 八千代)があるそうです。京都を訪れる楽しみがまたひとつ増えました。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2015-06-29 06:33 | 京都 | Comments(0)
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