重森三玲の庭編(5):重森生家跡(松籟園庭園)(14.3)

 それではお庭を拝見しましょう。立石を中心とした枯滝石組は、大地のエネルギーが盛り上がって天へと向かうような躍動感と力強さを感じます。そこから滔々と溢れだした想像上の水は、枯れた奔流となり緩やかな弧を描き、その流れの中に奔放に置かれた沢渡石は四方へと伸びていきます。舟石は、作庭家としての船出を宣言しているのでしょうか。29歳の三玲、その気迫と気負いがびしびしと伝わってくるような庭です。これ以降、彼のつくった庭がどう変貌していくのか、これからの旅が楽しみになってきました。

 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2015-07-08 06:36 | 山陽 | Comments(0)
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