福岡・大分編(6):元寇防塁跡・院内(03.9)

 今日は早起きをして今津へ。お目当ては原型がもっともよく残る「元寇防塁跡」です。駅からタクシーに乗って運転手さんに案内してもらいました。お見事! 無骨ですが頑丈そうに積み上げられた石垣が、延々と良好な保存状態で残されていました。「蒙古襲来絵巻」の一場面を思い出します。幸い天気も快晴、海岸に出ると志賀島や能古島を望む絶好のロケーション。
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 そして日豊本線で宇佐へ向かいます。今日は院内の石橋と安心院(あじむ)の鏝絵(こてえ)めぐり。観光案内所で尋ねると駅付近に貸し自転車はなし。やむをえずタクシーを時間で貸し切ることに決定。運転手さんもあまり行ったことがないらしく、地図を片手に懇切丁寧に案内してくれました。このあたりは険しい谷が多く、棚田の石垣をつくるために石組みの技術も発達してので、多くの石橋が住民の寄付によって築造されました。いやあ、あるはあるは。石を投げると石橋に当たる。周囲の景観とマッチして、見事な風景を演出しています。そして両合の棚田へ。幸い刈り入れ前で、山を段々に削った棚田に黄金色の稲穂が揺れる景色を見られました。ただ三分の一くらいが休耕田で、そこかしこの石垣が崩れているのが悲しい。機械を使わず、こんな山奥で棚田を維持していくというのは、ほんとっに大変なことなんだなあ、とあらためて痛感しました。そして鏝絵を見に安心院(あじむ)へ。
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 本日の二枚。分寺橋と両合の棚田です。
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by sabasaba13 | 2005-08-13 08:36 | 九州 | Comments(6)
Commented by K国 at 2005-08-14 08:44 x
最近こられてたんですね、大分県は景色が良いので耕地が少なく貧乏県です、棚田が多いので昔は石工がどの地区にも沢山居ました
石を細工する技術も発達して石橋を沢山作ってます
石橋が無いと生活できない通行不便な谷が多いからでしょう
全国の三分の二が大分県にあり院内町には80もの石橋があります
摩崖仏の数も全国一ありまして特に国東半島には沢山あります
信仰心が厚いのもあるでしょうが、川が無く何時も飢饉と隣り合わせの
厳しい生活から何かにすがりたいので多いのではと思ってます
摩崖仏にしても山門の仁王さんにしても稚拙なものも多くてホノボノします。
今週末にブログ仲間が東京から遊びに来ます
魚の旨い大分ですので堪能してもらいます、今度大分にお越しの節は
マイナーな良い所に案内しますのでお待ちしてます。
今後ともよろしくです
Commented by sabasaba13 at 2005-08-14 09:36
 こんにちは、ご丁寧なコメントをありがとうございました。大分は大好きなので、再訪するつもりです。棚田、石橋、石仏、鏝絵、サバ、カボス、そして味わいと風情のある街々… 豊前・豊後の貧しさについては考えたこともありませんでした、気に留めて調べてみたいと思います。現状はどうなのでしょうか。「マイナーな良い所」というお言葉、垂涎ですね。是非教えていただきたいですね。行く機会ができたら、連絡をします。よろしくお願いします、それでは。
Commented by heizou at 2006-05-31 15:28 x
トラックバックの記帳有難う御座います。此れからも宜しくお願いします。
Commented by sabasaba13 at 2006-05-31 20:01
 こんばんは。どういたしまして、こちらこそよろしくお願いします。美しい写真を拝見して、まだ見ぬ棚田に思いを馳せてしまいました。
Commented by heizou at 2006-11-30 10:51 x
トラックバックの記載を有難う御座います。素敵なブログですね。又お邪魔します。^^
Commented by sabasaba13 at 2006-11-30 19:46
 こんばんは。どうぞどうぞお待ちしております。以前にTBをしていたのですね、重なってしまい大変失礼を致しました。ご海容ください。
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