スイス編(32):ベルニナ急行(14.8)

 さきほど歩いてきた道を再び上ってブルージオ駅へと戻り、「リクエスト・ストップ」のボタンを押して列車を待ちました。ききききき…がたん。よかった停まってくれた。
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 13:59発の普通列車に乗り、アルプ・グリュムをめざします。ポスキアーヴォ湖を右手に眺めながらしばらく行くと、ポスキアーヴォ駅に到着です。ここからいよいよ上りのはじまり、ポスキアーヴォの町が見る見るうちに眼下に遠ざかっていきました。列車は右へ左へと大きく弧を描きながら、がっしゅがっしゅと線路をのぼっていきますが…あっこの列車の最後尾に例の無蓋展望車がくっついている。六日の菖蒲、十日の菊、遅かりし由良之助、惜しいことをしました。列車は山を縫うようにしてさらに上っていきます。
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 そして15:04にアルプ・グリュム駅に到着。列車から降りると、青空がかなり広がっていました。のトイレに入ろうとした山ノ神、有料なのでやめたとすぐに戻ってきました。有料トイレにはびた一文払わず、おいしいものには金に糸目をつけない、人間の鑑ですね。頼りにしてまっせ。清涼な空気を胸一杯に吸い込み、雄大なバリュ氷河を写真撮影。ホームには「滑落注意」というピクトグラムがありました。
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 ここから次のオスピツィオ・ベルニナ駅までは、ぶらぶら歩いて1時間30分ほどかかる湖畔のハイキング・コースがあるそうです。アルプスと氷河と白い湖と赤い電車を楽しめる平坦なコースとのことですが、われわれは予定通り、次の列車でサン・モリッツに戻ることにしました。駅からすこし坂道を上ると、駅、急カーブを描く線路、アルプスと氷河、はるか遠くのポスキアーヴォ湖を一望のもとに眺められる恰好の展望ポイントがありました。紫煙をくゆらしながら眺望を楽しんでいると、次の列車がやってきました。ばしゃばしゃばしゃばしゃ、と綺麗に弧を描いて駆け抜ける列車を撮影。絵になる風景ですね。しばらく爽快な景色を楽しんでいると、われわれの乗る列車がやってきました。
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 写真を数枚撮って坂道を下り、余裕の横田喜三郎で間に合いました。駅舎と山と赤い列車を撮影し、車内に入って指定席に座りました。
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 オスピツィオ・ベルニナ駅を通り過ぎ、ラーゴ・ビアンコとレイ・ネイル、そしてモルテラッチ氷河を車窓から眺めていると、ポントレジーナ駅に到着です。ホームでは、謎の集団が列車に向かって、「はいほー」という感じのお別れの儀式をしていました。
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 本日の七枚です。
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by sabasaba13 | 2015-11-11 06:19 | 海外 | Comments(0)
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