スイス編(36):コルヴァッチ(14.8)

 ロープウェイの中には、ハイキングの支度をした中年女性が一人いらしたので挨拶を交わしました。
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 ぐんぐんと高度を上げていくロープウェイ、やがて湖や家並みや山並みを見晴らせるようになりました。そして何よりも嬉しいのは綺麗な青空!
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 中間駅のムルテールで下りると、彼女はスールレイ峠の方へすたすたと歩き去っていきました。二本目のロープウェイに乗るのはわれわれのみ、さらに高度を上げたロープウェイは標高3303mの展望台、コルヴァッチに着きました。
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 パノラマ・テラスに一番乗り、われわれの他には誰もいませんでした。360度のパノラマを二人占めです。
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 そして、信じられないほどの絶景…やっほー。眼下にはシルヴァプラーナ湖、シルス湖の連なる美しいエンガディン谷、そしてベルニナ・アルプスの峻厳な峰々。身も心もとろけて、ただ風景を眺めるのみ。
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 山の名を記した案内図を見てみると…Matterhorn 4478m! Monte Rosa 4634m! アルプスの心臓部、ヴァリス・アルプスが見えるのか、どこだどこだ、あっ(たぶん)あれだ。4000m峰が30座を超えるというアルプス最大の山群が、はるか彼方におぼろげながらも見えました。感謝感激雨霰、蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨。明日は氷河急行であそこに行くのか、逃げずに待っていて、雲さんは来ちゃだめよ、と訳のわからないことを念じながら写真を撮りまくりました。
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 後ろをふりかえると、残雪の中に屹立するいくつかのピーク。なおここにはレストランもあり、眺望を楽しみながら食事もできます。誰もいないテラスをあちこち移動しながら、この絶景を心ゆくまで堪能で…くらっ。ん? 眩暈? 高山病の初期症状でしょうか、到着したロープウェイがたくさんの観光客を運んできたようだし、そろそろ下りることにしましょう。
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 下りのロープウェイに乗り込み、中間駅のムルテールで降りてトイレで用を済ませ、ここからフォルクラ・スールレイまで歩いていきます。念のためハイキング標識で方向を確認、「1h」とあるので一時間ほどで着けるようです。なお写真のような、先端に赤い線が入った矢印は「ややハードな中上級向けコース」、黄色のみの矢印は「一般的なコース」を示します。ややハードなコースか、ちょっと不安になりましたが、「行きゆきてたふれ伏すとも萩の原」、とりあえず歩いてみることにしましょう。
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 山の等高線に沿った小道をのんびりと歩いていくと、草を食む牛さんたちの姿も見えてきました。このあたりにも残雪があり、路上にはところどころに凍った水たまりがあるのでご注意を。私、転びました。「足下を見ていないからよ」「はいはい」「"はい"は一回」「はい」
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2015-11-15 06:42 | 海外 | Comments(0)
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