スイス編(69):ツェルマット(14.8)

 部屋に戻りベランダに出るとマッターホルンはすっかり雲に覆われていました。駅を見下ろすと駅員さんたちがのんびりと列車の到着を待っています。
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 午後七時半になったのでロビーに行ってAさんと合流。夕食はホテル・ヴァイザーホフでフォンデュ・シノワーズ(Fondue chinoise)をいただくことにしました。これは鍋に熱したスープに肉をくぐらせてソースにつけて食べる、言わばスイス風しゃぶしゃぶ、タモリ風に言うと「まっとつぇるでぶしゃぶしゃ」です。楽しみですね。さっそくホテル・ヴァイザーホフへ行くと満席。甘かった、予約をしておくべきでした。どうしよう、ホテルに戻ってフロントに相談しようとすると近くに「ROSSTALL」というレストランがあり、入口に掲示されていたメニューにフォンデュ・シノワーズがありました。よろしい、ここにしましょう。長らく待たされましたが、薄切り肉と鍋に入ったスープが登場。濃厚なスープに肉をくぐらせながら頬張り、三人であっという間に完食。最後にスープにシェリー酒を入れて飲ませてくれたのも嬉しいサービスです。たいへん美味でした。
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 さて明日は、8:39発の列車でジュネーヴに向かいます。ホテルに戻って宿泊代をカードで支払い、朝食をすこし早目に食べられるよう依頼しました。Aさんとは明日の朝8:20にロビーで会うことを約束してお別れ。
 部屋に戻ってiでもらった資料を何気なく眺めていると、次のような解説がありました。
マッターホルン・ウルトラックス・トレイル(Matterhorn Ultraks Trail)
 ツェルマット周辺で行なわれる夏の超人レース。距離別に四つのカテゴリーがあり、最長距離は50km、標高差は最高で3,500mあります。マラソンのエキスパートおよび愛好家向け。
 あっそうか! 今日、ゴルナーグラート展望台にあった幟やゴールはこの催しのためだったんだ。ここツェルマットからあの展望台まで走るのか、凄いレースですね。せめて出発の光景だけでも見たいものですが、無理でしょう。移動のための荷づくりをして、早めに就寝。明日はいよいよジュネーヴです。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2016-01-15 06:49 | 海外 | Comments(0)
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