そしてここから二十分ほど走ると、次の目的地・安乗埼(あのりさき)
灯台に到着です。公益社団法人「灯台のことなら」
燈光会のHPから引用します。
安乗崎は、志摩半島の中央部に東から深く切れ込んだ良港である的矢湾の入口にある岬で、周囲には暗礁が多く、古くから安乗崎、大王崎、鎧崎をもって志摩三崎と称し、海の難所として知られていたところである。
この灯台は、イギリス人R.H.ブラントンの指導により明治6年4月1日、全国で20番目に完成された歴史ある灯台である。灯台は八角形木造で明かりは石油ランプを使用し職員は3名であった。後に海食により地盤が崩れてきたため、岬の突端から後退させたが、更に地盤が崩れだしたので、昭和24年に再度後退させた。その際、現在の四角形鉄筋コンクリート造に新替えされた。当時木造で現存する最古の灯台であったため、東京都品川区の「船の科学館」の構内に移築され、余生を過ごしている。
周囲は広い芝生広場になっているので、タクシーには駐車場で待っていてもらって徒歩で灯台まで行きました。

四角形をしたモダンな灯台に着くと、海上保安庁より燈光会が委託を受けて見学事業を行っている「参観灯台」であることがわかりました。(海上保安庁のみなさん、辺野古で無茶無体なことをしないでね) 灯台キーホルダーを購入して200円を支払い、くるくると階段をのぼって灯台の天辺へ。やはり灯台からの眺めは絶景ですね。熊野灘の荒波が岩礁に打ちよせ、ふりかえれば的矢湾を一望できました。階下には木下恵介監督の映画『喜びも悲しみも幾歳月』のロケ写真が展示してありました。たしか敗戦の直後にこの灯台に赴任したのですね。高峰秀子、佐田啓二、いい演技でした。また「のぼれる灯台15基」の写真一覧も掲示してありました。入道埼灯台(秋田県男鹿市)、塩屋埼灯台(福島県いわき市)、☆
犬吠埼灯台(千葉県銚子市)、☆
野島埼灯台(千葉県南房総市)、☆
観音埼灯台(神奈川県横須賀市)、初島灯台(静岡県熱海市)、☆
御前埼灯台(静岡県御前崎市)、☆安乗埼灯台(三重県志摩市)、大王埼灯台(三重県志摩市)、☆
潮岬灯台(和歌山県串本町)、☆
出雲日御碕灯台(島根県出雲市)、☆
角島灯台(山口県下関市)、都井岬灯台(宮崎県串間市)、残波岬灯台(沖縄県中頭郡)、☆
平安名埼灯台(沖縄県宮古島市)ですが、☆がついている灯台にはのぼったことがあります。(観音埼灯台は工事中で見学不可でした) 付近にあった「灯台資料館」でトイレを借りてタクシーへと戻り、大王埼灯台へと向かいます。
本日の四枚です。