京都錦秋編(1):前口上(14.11)

 すっかり高齢、もといっ恒例となった京都錦秋の旅、2014年はお庭めぐりをからめて紅葉を楽しむことにしました。小堀遠州による金地院庭園と南禅寺方丈庭園と二条城庭園、小川治兵衛(植治)による白河院庭園とがんこ二条苑、重森三玲による東福寺方丈庭園と竜吟庵庭園と光明院庭園を拝見する予定です。なお金地院にある京都三名席の一つ「八窓席」の見学は事前予約が必要なので、往復はがきで手続きをとっておきました。二日目の夕食は、もうすっかり病みつきになった名店・陶然亭を予約。定宿の琵琶湖ホテルと往復の新幹線をJTBのフリー・プランでおさえてもらい、準備完了です。持参した本は『怠ける権利』(ポール・ラファルグ 平凡社ライブラリー)です。なお出発直前に読み終えた『日本の10大庭園 -何を見ればいいのか』(重森千靑[ちさを] 祥伝社新書)がなかなか参考になりました。そう、わが敬愛する重森三玲のお孫さんにあたる方です。作庭と庭園研究をされており、体験に基づいた平易な語り口で、小生のようなど素人にも分かるように庭についての基礎知識を授けてくれます。例えば…
 日本庭園は、池の表現であると同時に、石組の表現である。このうち、池の部分をとくに取り上げて呼んだものが「池泉庭園」であり、石組の部分がとくに強調されたものが「枯山水」と考えてよいだろう。(p.18)

 「いかにして、人工と自然のバランスをとるか」が、作庭の最重要テーマだった。(p.50)
 また私の愛読書、『シリーズ 京の庭の巨匠たち』(京都通信社)の「小堀遠州」「植治」「重森三玲」も、関連したところを読みなおしました。

 霜月の末日、金曜日の夜に東京駅で山ノ神と待ち合わせ、駅弁「牛肉道場」を購入。「天下無双」という、ラベルにあったキャッチ・コピーについはめられてしまいました。おっ、屋久島の焼酎「三岳」を売っているぞ、もちろんこれも買い。新幹線に乗り込んでさっそくいただきましたが、「天下無双」というほどでもなかったですね。ま、それなりに美味でしたが。
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 京都駅から東海道線に乗り換えて大津へ、タクシーに乗って琵琶湖ホテルに到着しました。大浴場につかり、部屋のベランダで夜の琵琶湖と比叡山を眺めながら、缶ビールと「三岳」を堪能しました。
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by sabasaba13 | 2016-08-25 08:40 | 京都 | Comments(0)
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