京都錦秋編(11):日向大神宮・将軍塚(14.11)

 ここからタクシーに乗って、日向大神宮→将軍塚→清水寺とまわりましょう。幸いすぐにつかまえられて乗り込むと、話好きの運転手さんが開口一番、先週の三連休は大変な混雑だったとぼやかれました。道路はこんこんに渋滞し、京都駅に行くまで何時間もかかったそうです。中でも、今年のJR東海キャンペーン「そうだ京都、行こう」で取りあげられた源光庵の混雑ぶりは凄まじく、待たされた客からクレームをもらったとのことです。やれやれ、ちょっと考えれば分かりそうなものなのに、筋違いの文句ですね。蹴上のあたりから細い路地に入り、数分ほど坂道をのぼると日向大神宮に到着です。こちらは以前も訪れたことがあるのですが、境内を楓の古木がうめつくす、かつ観光客がほとんど来ない穴場中の穴場です。幸い、まだ落葉していない紅葉も多々あり、けっこう楽しむことができました。
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 待っていてもらったタクシーにふたたび乗り込み、東山山中の道路を十数分のぼると将軍塚に着きました。桓武天皇が、平安京鎮護のために、高さ2.5メートル程の将軍の像を土で作り、鎧甲を着せ鉄の弓矢を持たせ、太刀を帯させ、塚に埋めるよう命じたことが「将軍塚」命名の由来です。この「将軍塚」は、国家の大事があると鳴動したという伝説があるそうです。そして京都の街並みを一望できるビュー・ポイント、および紅葉の名所としても知られています。以前にライト・アップされた紅葉を見に夜来たことがありますが、昼間ははじめてです。楽しみですね。タクシーに待機してもらい中に入ると、おっ、「青不動御開帳」というポスターがありました。高野山の赤不動・三井寺の黄不動とともに日本三不動画の一つである青蓮院の青不動を拝見できるようです。ここは青蓮院の飛地境内なのですね。さっそく拝観料を払って、激しく燃え盛る焔を背にした青不動明王の迫力あるお姿とご対面。ええもん見せてもろた。そしてまるで舞台のような広大な展望台へ、おお素晴らしい眺望です。京都の町をまるで手に取るように一望できました。なお申し遅れましたが、雨はすっかりあがり、青空が広がっています。天下無双の晴れ男、見参。
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 なお「散歩の変人」愛読者の方に耳寄りな情報をお教えします。京都を一望できるビュー・スポットとして、ほとんど知られていない穴場が…大文字です。そう、あの送り火の大文字。銀閣寺門前から案内表示に従って急な山道・石段を登ること約三十分で到着できます。突然視界が開け京都の全貌を眼下に一望できる最高のビュー・スポット、ここは本当にお薦めです。

 本日の六枚、上三枚が日向大神宮、下三枚が将軍塚です。
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by sabasaba13 | 2016-09-09 06:30 | 京都 | Comments(0)
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