近江編(42):水口(15.3)

 せめてもの恩返しに、私が冬籠り前の栗鼠のようにコツコツと貯えた、本に関する名言を掲載します。
 読書が勤学であるように解されたのは昔の道学先生の学究観で、読書は実は享楽である。(内田魯庵)

 読書は、人性の全てが、決して単純ではないことを教えてくれました。私たちは、複雑さに耐えて生きていかなければならないということ。人と人との関係においても、国と国との関係においても。(美智子皇后)

 本の読み方というのは、人の生き方と同じである。この世界にひとつとして同じ人の生き方はなく、ひとつとして同じ本の読み方はない。それはある意味で孤独な厳しい作業でもある-生きることも、読むことも。でもその違いを含めた上で、あるいはその違いを含めるがゆえに、ある場合に僕らは、まわりにいる人々のうちの何人かと、とても奥深く理解しあうことができる。気に入った本について、思いを同じくする誰かと心ゆくまで語り合えることは、人生のもっとも大きな喜びのひとつである。(村上春樹)

 私は本が世界を変えうるとは考えていないが、世界が変わりはじめるとき、世界はこれまでと異なる本を求めるものと信じている。(シュロモー・サンド)

 本に読まれないように! (渡辺一夫の父)

 思うのだが、僕らを噛んだり刺したりする本だけを、僕らは読むべきなんだ。本というのは、僕らの内なる凍った海に対する斧でなくてはならない。(フランツ・カフカ)

 私は現地に本を持っていって読むという、わりに良いくせがある。(安野光雅)

 わたしたちは本を読み、絵画を鑑賞し、美しい田園を散策しその片隅を発見し、静かに日光浴をし、同時代の知識に親しむことができないでいます。要するにわたしたちは、知的もしくは動物的ないかなる楽しみも欠けているのです。(ウィリアム・モリス)

 よく本を読む人はみな、開かれた新しい世界を想像できるのだ。(マルコムX)

 本が焼かれるところでは、最後に人間が焼かれるのだ。(ハインリヒ・ハイネ)

 きみ自身を、そしてきみの生活を変えたいならひとつだけ忠告を聞いてほしい。これだけのこと。テレビを消してよい本を読む。(リウス)

by sabasaba13 | 2017-10-27 06:26 | 近畿 | Comments(0)
<< 関東大震災と虐殺 27 2017年衆議院選挙 >>