近江編(73):木ノ本(15.3)

 情緒あふれる街並みを、遠くの山を眺めながら歩いていると、千田薬局に「閉店の御礼」が貼ってありました。この町とともに長い間歩んできたことであろうに、地方の衰微が錐のように心に突き刺さります。
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 恰幅のよい旧家は、上阪五郎右衛門家という庄屋さんのお宅でした。
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 木之本地蔵尊を撮影すると、その先には古い木製の看板を軒下に多数並べた薬局がありました。
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 イオニア式オーダーの四本の列柱が印象的な洋館は滋賀銀行木之本支店、今は「きのもと交流館」として再利用されているようです。古い民家の格子に「お願い 当所へ今後ポスター類を貼付しないで下さい 中に風が入らないので よろしくお願いします」という貼り紙がありました。その右には大きな自民党のポスターが… なるほど、"テロ対策"や"安全保障"を口実に、特定秘密保護法案や安保法案や共謀罪法案を成立させ、社会の風通しを悪くして、人びとの合理的な判断や思考を停止させ、意のままに操ろうとしている自民党への痛烈な皮肉ですかな、うん。
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 近くのお宅には「この付近にゴミを捨てる人がいます。そのゴミは誰が片付けるのですか。今後はやめて下さい」という貼り紙がありました。なるほど、放射性廃棄物を、金子をちらつかせながらどこかの地域に押し付けようとして、恬として恥じない電力会社・自民党・官僚に対する痛烈な皮肉ですかな、うん。大きな杉玉は、清酒「七本槍」の醸造元です。
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 そして「つるやパン」で噂の「サラダパン」を買い、店の前にあった椅子に座っていただきました細かく刻んだ沢庵とマヨネーズを和えてコッペパンに挟んだものですが、意外といけます。なお「サラダパン」と記されたTシャツを売っていました。奇妙奇天烈あるいはご当地Tシャツマニアとしては食指が動いたのですが、黄色なので逡巡の末に断念。黒か白だったら絶対、買ったのですが。
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 木ノ本駅に戻ってトイレを拝借、ついでに洒落たトイレ表示を撮影しました。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2018-03-21 07:43 | 近畿 | Comments(0)
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