仁淀川編(7):寺田寅彦記念館(15.8)

 レトロな男女のトイレ表示を撮影して、寺田寅彦記念館へと向かいましょう。
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 途中にあった中島町教会は四国で一番古い歴史を持つ教会で、戦災で焼失した建物を1953(昭和28)年に再建したもので、設計はロバート・ギル神父だそうです。
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 織田歯科医院は1925(大正14)年の竣工、豊かな装飾が印象的な、街のランドマークです。
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 雨森灸治療所は、マンサール屋根が印象的な洒落た洋館でした。
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 そして本日のメイン・イベント、寺田寅彦記念館に着きました。公式サイトから転記します。
 「天災は忘れられたる頃来る」という有名な言葉を残した寺田寅彦は物理学者でありながら夏目漱石との親交も深く、多くの随筆を残す文学者でもありました。その寅彦が4歳から19歳まで過ごしていた邸宅を復元したものが、この寺田寅彦記念館です。寅彦の勉強部屋の他に、主家と茶室があり、広い庭には随筆の題材としても登場した各種の草木が季節折々の表情を見せています。この記念館の表座敷と茶室は、貸室として活用できるようになっています。静かで風情あふれる空間は、一絃琴の演奏やお茶会・読者会など、大人の趣を大切にした集いの場としても活用されています。
 実は以前に高知市を訪れたときに、旅程の関係で記念館を見学することができませんでした。満を持して再訪した次第です。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2018-06-15 06:29 | 四国 | Comments(0)
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