仁淀川編(11):安居渓谷(15.8)

 とるものもとりあえずチェックイン、朝食・夕食・入浴はこの主屋でとるとのことです。そしてシーツ・カバー・プラスチックコップ・箸を入れたプラスチック籠をくれました。われわれが泊まる「まんさく」は森の中に点在するバンガローの一つでここから歩いて数分のところにありますが、荷物もあるので車で送ってくれました。感謝。部屋に入るときに、ブヨが一匹侵入してきたので、近くにあったティッシュの箱で撲殺。すまぬ。
 「まんさく」は質素なつくりのバンガローで、畳敷の六畳間とキッチン・トイレがありました。建物の半分にベランダがあり、見通しはあまりよくないのですが、山や木々を眺めることができるのは僥倖です。気兼ねなく煙草も吸えるし。
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 荷物を整理して、団扇でブヨを払いながら歩いて主屋に行きました。まずはタオルを借りて入浴。烏の行水の私はすぐにあがり、長湯の山ノ神を待つ間にベランダに出てみました。このあたりは仁淀川水系の安居渓谷で、宝来荘は安居川を見下ろすように川沿いに建てられています。ビールを飲み、ブヨを払いながら、安居渓谷の眺望を堪能。そして山ノ神と合流して焼いた雨子(アメゴ)の夕食をいただきました。配膳の方と雑談をしていると、近くにある飛龍の滝がお薦めで、光りが当たる前がきれいだそうです。よろしい、明日の朝に行ってみましょう。
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 歩いてバンガローに戻りましたが、事前の情報どおり、部屋にはテレビがありません。さっそく持参したラジオをつけると、FMも入らず、NHKのAM放送だけがかろうじて聞けました。やれやれpart3。でも高校生向けの通信講座を聞けてけっこう勉強になりました、と引かれ者の小唄。恐ろしいほどの静寂のなか微かに流れる通信講座、これはこれで味わいがあるものです。デイヴィッド・ハルバースタムの『朝鮮戦争』を集中して読んでいると、気づけば午後十時をまわりました。星空を眺めに外へ出ると、おおっ素晴らしい。予想通り、満点に輝く数多の星を見ることができました。これだけでも来た甲斐があるというもの。そして部屋に戻り、ナイト・キャップをあおりながら就寝。お休みなさい。
by sabasaba13 | 2018-06-23 06:32 | 四国 | Comments(0)
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