そして沖縄青年の家の近くにある渡嘉敷島の戦争犠牲者を慰霊した「白玉之塔」を見学して、阿波連ビーチへと向かいます。途中に「戦跡碑」がありました。建立したのは海上挺身第三戦隊で、碑文の中で曽野綾子氏がこう記しています。「島の住民たちは…翌二十八日、敵の手にかかるより自らの手で自決する道を選んだ。…そこにあるのは愛であった。」 わが目を疑いましたね。誰が島民を追い詰めたのかについての思考を停止し、事実を隠蔽し、集団自決を愛として美化するその態度。この碑はいろいろな意味で一見の価値があります。

さてこの碑の脇の道に入り、長い階段をのぼって照山展望台へ。文句なし、渡嘉敷島で最高の眺望です。360度の大パノラマ、お勧めですね。

そしてその先にある森林公園へ。惨劇はここで起こります。海や島々を眺めながら滑り降りる長い長い滑り台があるのですが、もちろん試しました。たしかに眺めは素晴らしいのですが、
ゴロゴロズリズリゴロゴロズリズリ ローラー式の滑り台なので尻が異様に痛い。途中でこれはやばいと思い、止まったり尻を浮かせたり、致命傷にならないように気をつけて何とか終点に到着しました、やれやれ。さきに滑り降りた山ノ神の安否を気づかい駆け寄ると…、どうやらお尻をずるずるに擦り剥いてしまったようです。海に来て擦り傷を負うとどうなるか、因幡の白兎の例を見るまでもなく、痛くて痛くて海に入れなくなります。美しい阿波連ビーチでためしに海に入りましたが、あまりの激痛のため彼女はすぐに出てしまいました。

とりあえずホテルに帰り、夕食をとり、ビーチを散歩。美しい夕映えに、山ノ神の回復を祈りました。大黒様は現れるのか、そして彼女は渡嘉敷の美しい海に再び入れるようになるのか。乞うご期待。
本日の二枚。照山展望台から見たトカシクビーチと、夕映えです。